ディスプレイは大きく、できることはより多く。Apple Watch Series4正式発表

掲載日時: 2018/09/13(木) 03:16

 先程、Apple Special EventにおてApple Watch Series4が正式に発表されました。ディスプレイが大きくなっただけかと思いきや、Apple Watchでは初めての大きな進化となりそうです。

外観

 サイズが大きくなりました。38mmモデルと比較して40mmは35%、42mmモデルは44mmと比較して32%大きくなりました。バンドの交換できる良さはそのまま健在。従来のバンドが利用可能かどうかは分かり次第お伝えします。

追記:バンドは38mmと40mmで、42mmは44mmのバンドと互換性があるそうです。また本体サイズはSeries 3が11.4mでしたが、Series 4は10.7mmへと若干薄型化を果たしているようです。

 セルラーモデルのデジタルクラウンのデザインが変更されています。真っ赤にかがやいてたものが赤のラインに変更されたことで、より目立ちにくく、でもセルラーとしっかりわかるデザインになっています。またマイク位置がサイドボタンの裏からサイドボタンの横に変更されています。

追記:スピーカー本体に沿うようなデザインに、またケース背面の素材は全てのモデルでセラミックに変更され、その中心部にサファイアガラスで覆われた心拍センサーがあるようになっています。

ソフトウェア

 文字盤はコンプリケーションがより置けるようになったことで、一回の腕を上げる動作でもっとたくさんの情報が見れるようになりました。

 そしてウォッチフェイスは新たにダイナミック壁紙が利用可能になりました。属にいう動く壁紙、アニメーションするような壁紙が搭載されます。プリセットとしては呼吸をモチーフにしたもの、水、炎が用意されるようです。

ハードウェア

 チップセットとしてS4を新たに搭載。S3比較で2倍早くなったとのこと。そしてApple Watchもついに64bit化。これにより、Appleが販売するデバイスはすべて64bit化が完了することになります。今後大きく生かされるのではないでしょうか。

 第二世代アクセレロメータ ジャイロセンサーが搭載されます。アクセレロメータは日本語訳で加速度センサーの意味です。より繊細な動きを検出できるようになりました。

 活用例として人間の動きを細かく判別できるようになりました。新たにフォール(落ちる)トリップ(こける)、スリップ(すべる)をの3種類を検出できるうようになったので、もしそのまま人間が動かなくなった場合、60秒後に自動的に通報が行われるとのこと。

 そして心拍センサーが新しくなりました。従来では安静時の心拍数の高い通知には対応していましたが、今回新たに心拍数が低いときにも通知が送られるように。そして不整脈を検出して医者へ相談することを進める通知も送られるそうです。そして新たに心電図が取れるようになりました。それもたった30秒で。

追記:心拍センサーは第2世代光学式心拍センサーに加え、電気心拍センサーを搭載。2つのセンサーを用いて計測するとのこと。

まとめ

 Apple Watchでは初めての大規模な変更になっています。ディスプレイは大きくなり、心拍センサーも初めて更新されました。ソフトウェア面でもSeries 4のみで利用できる機能が増えました。

 残念ながらセルラーモデルは引き続き、docomo、KDDI、SoftBankの3社が対応するので、MVNOでは利用できないのがやや残念ですが、今後に期待したいところです。

 個人的には心電図が計れる、デジタルクラウンのデザインが目立ちにくくなっているところが良いと思います。パッとみたところ大きな進化とは見えませんが、Apple Watchは触って動作や使い勝手の進化がわかるデバイスなので、ぜひ新モデルを触ってみたいと思います。購入を前向きに検討したいと思います。

 種類はアルミニウムケース、ステンレスが用意され、ステンレスには新たにゴールドが追加されます。新たに追加されます。ナイキモデルやエルメスモデルも用意されるようです。GPSモデルは399ドルから、セルラーモデルは499ドルからで、9月14日から予約が開始、9月21日より販売開始されるそうです。

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