格安4Kアクションカメラ APEMAN Trawoをレビュー

掲載日時: 2019/05/25(土) 22:28

 4K対応のAPEMANアクションカメラをメーカー様よりご提供頂いたのでレビューします。

開封

 箱は少し高級感を匂わせるデザイン、しかしうまくコストダウンをしているな〜〜と関心してしまう出来。本来はこれらのアクセサリと本体のみですが、今回は特別に防水のハウジングも送っていただきました。ありがとうございます。

 付属品はAmazonに多く流通しているアクションカメラにありがちな、アクセサリが豊富なヤツです。初めて使う人にとってこれら一式あれば困ることはほぼないでしょう。

 また、他にアクションカメラを所持していればこれらも使うことができるので、新たなアクセサリを買い足すより、ある意味コスパがいいかも(?)試しに筆者のGoPro HERO7 Blackで付属アクセサリを使ってみましたが、問題なく利用できました。

性能・機能

 カメラの性能を見ていきます。動画は最大4K 30p対応。そのほかには2.7K 30p、1080 60p,720P 120pと幅広く対応しています。1280×720と若干解像度は落ちるものの、秒間120コマのスローモーションに対応しているのは良いところ。

 静止画は最大2000万画素。画素数で画質は語ることはできませんが、高解像度の画像が撮影できるようです。

 その他撮影機能としてタイムラプスやループ撮影、セルフタイマーなど対応しています。そして本製品の目玉機能としてなんと手ぶれ補正(電子)が搭載されています。GoPro HERO7 Blackに搭載された衝撃的な手ぶれ補正機能を見てからというものの、他社の手ぶれ補正があまり魅力的に見えなくなった気がしますが、実力はどうなのでしょうか……。

 ディスプレイはタッチパネル非対応、ディスプレイ右側に搭載された上下のボタンとRECボタンを押して操作します。昔のGoProのような操作感です。そしてみて分かる通り、ディスプレイの解像感が若干低いです。ちなみにGoProはこんな感じ。

 アクションカメラだとパンフォーカスなのでフォーカスチェックなどする必要もないのである程度画角がわかれば十分、ということで割り切って作られていると思います。

 そしてスマートフォンに接続してプレビューする機能もあるのですが、筆者がアプリをインストールして試したところ、うまく接続できませんでした。

画質をチェック

 画質を確認していきます。今回はアクションカメラの頂点(?)に立つGoPro HERO7 Blackと比較していきたいと思います。設定はどちらもオート、GoProはProTuneもオフにして撮影しています。解像度はどちらも最大サイズに設定しました。

 つもりが、帰宅後メディアをチェックするとデータが破損しており、MacBook Proで読み取りができませんでした。Windowsに環境を切り替えて読み込んだところ奇跡的に読み込めたのですが、掲載に使うデータが紛失していたので残念ながら掲載できず。メディアの相性が悪かったのかなと、推測し次回は別のSDカードを使用しました。

 それで別日に比較した動画がこちら。手ぶれ補正はいまいちなものの、色味は自然ではっきり言えばGoProよりよいのではないかと思ったくらい。手ブレには弱いものの、普通に使う分には支障がなさそうです。

付属品はどう?

 付属品もある程度使ってみましたが、カメラを使用して大きな問題が生じることはありませんでした。ただ、稀にマウントのナットキャップが外れやすいものがありますが、強く締めてしまえば大丈夫でした。ただ、子どものいる環境では誤嚥(誤飲して器官に入ること)の危険性もあり危ないと思うので、そのような環境には適していないかなと思います。

 また一部は形成が悪いのか、はめるのに苦労することもありました。なので、付属品に完璧を求めないほうが良いかと思います。何かしらトラブルはあるものと思い使うことをおすすめします。

 防水ハウジングも水の中につけたりしましたが、浸水は確認できませんでした。ただ、密閉性能が高いゆえ、温度差の激しい環境で使うとケース内が結露してしまうので、その点は要注意。

お試しには良いかも

 アクションカメラはカメラを買った後のアクセサリーが若干高価なのでその点も踏まえると、このカメラだけ買ってしまえばおおよそ揃うので、いわゆるコスパがいいと思います。

 なので筆者がオススメできるのは、今までアクションカメラというものを使ったことがない、でもGoProはちょっと高いしな……というユーザー。

 値段が安いので、いろんなことに挑戦してみたり、また高度な機能がない分シンプルに手軽に使えます。

おすすめ記事

何が出るのか教えて!シャオミ日本新機種、「Ultra」だけではない伏兵が存在か?

2024-04-29 23:58:57會原

Mi MaxXiaomiXiaomi 14 UltraXiaomi Pad 7 MaxXiaomi SU7 Max

シャオミは、X(Twitter)にて連日ティザーを投稿。このなかで、中国Weiboで使用したXiaomi 14 Ultraのティザー画像が存在しており、もはやXiaomi 14 Ultraの登場は確定的となっています。一方で、他のティザーも気になるところ。モニターなどスマホ以外の製品のものと思われるティザーも含まれていますが、スマホの可能性が高そうなものも。「最先端の超高速充電」とあることから、こ...

【朗報】Android 15は新しい「強制ダークモード」対応かも

2024-04-29 00:38:35會原

Android 15ダークモード

ダークモードがさらに広がりそうです。9to5Googleが伝えています。UIを黒基調にするダークモードは数年前にようやく定着しましたが、依然として非対応のアプリがあります。Android 15では、アプリにダークモードを強制するための新しいオプションがあるとのこと。Android 10から、GoogleはAndroidアプリで開発者オプションとして「フォースダークのオーバーライド(強制ダークモード...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

カテゴリー