スマホアプリ課税のレバノン、市民が決起し政権退陣を要求

掲載日時: 2019/10/20(日) 18:23

 レバノンで、無料通話のできるメッセンジャーアプリに対して課税しようとした政府に対して、数千人規模の抗議デモが発生しました。死傷者・負傷者も出たとのこと。アルジャジーラなどが報じています。

 レバノン政府は、スマートフォンの「FaceTime」「WhatsApp」などのVoIP通話に対して2020年以降、1日あたり20セントを課税することを計画していました。

 レバノンの携帯電話の通話料金はこの地域では非常に高く、レバノン市民たちは無料IP電話によって通話をしており、市民の懐を直撃する課税と言えます。デモ隊は政権の退陣を要求、一部メディアは「WhatsApp革命」と呼んでいます。

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