エッ、自撮りで12倍望遠できるじゃん!フリップ式三眼カメラ搭載 ZenFone 7/Pro台湾で正式発表

掲載日時: 2020/08/28(金) 12:18

 台湾ASUSTeK Computerは、最新フラッグシップスマートフォン「ZenFone 7/Pro」を正式発表しました。

ZenFone 7

 ZenFone 7の搭載SoCはQualcommのSnapdragon 865。前モデルのZenFone 6で採用されたフリップ式カメラを、ZenFone 7でも引き続き採用しています。

 フリップ式トリプルカメラの仕様はSONYのIMX686を利用した6400万画素のメイン、光学3倍、最大12倍ズームに対応した800万画素の望遠、1200万画素の超広角となっています。

 また、アウトカメラを回転させインカメラとして用いることができるため、自撮りの際にもメインカメラや超広角カメラを利用できます。複数人で写真を撮る際や自分の背景の夜景を残したい時には役立ちます。光学3倍望遠、12倍デジタルズームできる自撮りカメラ……良い意味でアホですね。

ZenFone 7でのセルフィー写真(商品HPより)

 フリップ式カメラといえば、その耐久性が気になるかと思います。ASUS曰く、毎日100回フリップカメラを利用しても5年以上は耐えられるとのこと。我々オタクくんが毎日そんなにセルフィーを撮るわけがないので何なら10年以上使えそうですが、毎月別の機種を使ってるのは不思議ですね。また、端末落下時には端末が検知、フリップカメラが自動的に格納し、落下の衝撃に備えます。

  ディスプレイは6.67インチの有機EL。画面上にインカメラが無いため、画面占有率は92%の狭額縁仕様となっています。ディスプレイリフレッシュレートは90Hz。

 バッテリーは5000mAhで急速充電は最大30W。その他スペックは以下の通り。スペック表にはありませんが、8K/30fps録画対応にも注目。高い動画撮影能力も最新の旗艦・ハイエンド級スマホが具備すべき当然の要件となっています。

OS Android 10, ZenUI 7
CPU Snapdragon 865
メモリ 6/8GB
容量 128GB
画面 6.67型 (1080 x 2400)
カメラ 6400万画素+800万画素+1200万画素
インカメラ 同上
電池 5000mAh
寸法 165.1 x 77.3 x 9.6 mm , 230g
その他 30W急速

 パンチホール式ディスプレイを採用するフラッグシップスマホが多い中、ZenFone 7のみ独自性の高いフリップ式カメラを搭載しています。フリップ式カメラを搭載することで、ノッチの無いディスプレイを実現でき、インカメラ撮影でも高画質で写真を残すことが出来ます。メリットが多く、筆者が関心を寄せているカメラ機構です。

ZenFone 7 Pro 

 

 搭載SoCはQualcommのSnapdragon 865+。ゲーミングスマホROG Phone 3と同じチップを搭載しています。

 フリップ式背面カメラはトリプル。メインカメラは6400万画素で、SONY製IMX686を採用。超広角カメラは1200万画素、望遠カメラは800万画素。また通常モデルのZenFone 7には搭載されていないOIS(光学手振れ補正)がメインカメラと望遠カメラに搭載されています。その他、8K動画の30fps撮影にも対応。

 ディスプレイは6.67インチ1080×2400)、アスペクト比は20:9。ZenFone 6ではIPS液晶を搭載していましたが、ZenFone 7シリーズはSamsung製有機ELディスプレイを搭載しています。

 その他、90Hzのリフレッシュレートに、200Hzのタッチサンプリングレートに対応。

 バッテリーは5000mAhで急速充電は最大30W。同価格帯の最上位機種では、100Wを超える急速充電といった特色のある機能を持つスマホが多いので、スペックに少し物足りなさも感じてしまいます。

 詳細スペックは以下の通り。

OS Android 10, ZenUI 7
CPU Snapdragon 865+
メモリ 8GB
容量 256GB
画面 6.67型 (1080 x 2400)
カメラ 6400万画素+800万画素+1200万画素
インカメラ 同上
電池 5000mAh
寸法 165.1 x 77.3 x 9.6 mm , 230g
その他 30W急速

グローバルモデルの発売日は9月1日。価格は以下の通り。

 ZenFone 7 Pro(メモリ8GB、ストレージ128GBモデル):NT$27,990(日本円で約10万1000円)

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(編集・校閲: ivara)

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