最新14型「MacBook Pro」ファーストインプレッション

掲載日時: 2021/10/26(火) 17:19

 本日発売の「MacBook Pro (2021)」を購入したのでレビューします。

 発表直後の予約では非常にサーバーが重く、USキーボードモデルを選択したところ、どうしても発売日に受け取れなかったので、店舗に並んで買いました。

 大阪のApple Storeではまだ実機自体が展示されていませんでしたが、在庫はあり。USキーボードで本日受け取れているのは店舗来店組のみなのではないか思います。

 今回選択したのは、14型のベースモデル(8コアCPU 14コアGPU 16GBユニファイドメモリ 512GB SSDストレージ)となります。本当は特盛構成にしようかと思ったのですが、筆者はiMacユーザー。いくらM1 Proを搭載しているとはいっても、iMacほどのパワフルな機体を置き換えることはさすがに期待できません。また、120Hzディスプレイを活かすなら外部モニターも仕様を揃えたいけれど、カラーマネジメントに対応して4Kでとなるとまだ選択肢がありません。

 こうした考えもあって、あくまでサブマシンとしての導入です。40万円出してモンスター特盛構成は普通だけど、23万円でハイパフォーマンスはベストバイ。(もちろん本当はこれ一台で完結したいですけどね)

モニターを開き、立ち上げたところ。「ようこそ」画面が表示されて懐かしくもあり、嬉しい

 化粧箱を開けるとこんな感じ。環境に配慮したっぽい紙ベース。昔はMacを包んでる紙とかはナイロンでしたね。

 底部にロゴ。印字してあるわけではなく、しっかりと刻印があります。厚みがけっこうあり、体感では今までの倍かなぁと感じてしまったところ。これまで15型を使ってた人は14型にすればコンパクトかも。

 けっこう大きいAppleロゴ。いままでの1.5倍くらいでしょうか。iPad mini 2021の背面っぽいバランスに感じます。

 キーストローク、深さ、タッチ感は概ね今までと通りに感じます。USキーボード(アスキー配列)なので、あいうえお(ひらがな)の刻印はありません。

 Touch IDは光学で指紋情報読み取っているにしてはマットで、他のボタンと比べて浮いている印象はありません。うまく溶け込んでいると思います。キーボードの黒い部分(ふち)はプラではなくアルミ一体成型っぽく仕上げてはいます。

 一部ユーザーからは待望の声もあったSDカードスロットが復活。当然ですがハミ出ます。そのうちここを埋める縦の長さの短いSDとか出てきたりするんですかね。

 ノッチがあるので今までよりメニューバーが縦に広い。妥協を感じます。

 驚いたのはフルスクリーンモードにすると、表示が黒くスケールされてノッチが目立たなくなるということ。また、画面のコントラスト比が高いためか、ノッチという「物体」とディスプレイの黒の表示の境界が全く目立っていないと感じました。これはすごい。

カメラで増感してもわからない

 デザインに感じるのは玩具っぽさ。MacBook Pro 2016と比べてしまうと劣化を感じます。あとはM1が熱で処理速度決まるのでそれに合わせたのでしょう。妥協。良く言えば優等生。

 とはいえ新しいデザインへの刷新で無邪気に「気分がアガる!」のもまた本音。これからガッツリ使っていく予定です。

おすすめ記事

MOONDROP MIAD01の詳細スペックが判明!Dimensity搭載や100段階音量調節で価格399ドル、さらに技適申請も明らかに

2024-04-25 20:55:14會原

DAPDimensity 7050MIAD01MOONDROPMOONDROP MIAD01

中国の音響メーカーMOONDROP(水月雨)は、「MOONDROP MIAD 01(MD-PH-001)」のスペックを公開しました。価格は399ドル。現在「技術基準適合証明申請中」とのことで、日本発売にも期待できそうです。同社は本機を「5G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー」または「Internet Audio Device」などと位置付け、なんと4.4mmバランス接続端子を備えます。M...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

メタ、VR/ARデバイス向け「Meta Horizon OS」発表。ASUSやレノボが採用、「メタバースのAndroid」になれるか?

2024-04-24 12:46:18riku

ASUSLenovoMetaMeta Horizon OSMeta Quest Software

Metaは、同社のMeta Questシリーズに搭載しているMeta Quest Softwareを拡張し、新たに「Meta Horizon OS」としてサードパーティーのハードウェアメーカーに解放することを発表しました。Metaによると、「Meta Horizon OS」は、利用者により多くの選択肢を、開発者により大きなエコシステムを提供するとのこと。同OSを搭載したデバイスとして、既にASUS...

カテゴリー