「Pro+」消滅。「OPPO Reno 7 / 7 Pro / 7 SE」正式発表

掲載日時: 2021/11/29(月) 22:07

 中国メーカーOPPOは、「OPPO Reno 7 5G」とその上位モデルに当たる「OPPO Reno 7 Pro 5G」、新たな廉価モデルの「OPPO Reno 7 SE 5G」をそれぞれ発表しました。前世代のOPPO Reno 6シリーズからシリーズ構成が見直され、「Pro+」が消滅しています。

OPPO Reno 7 Pro 5G

 OPPO Reno 7 Proは、Reno 7シリーズの最上位モデル。SoCにMediaTek Dimensity 1200 Maxを搭載する、ハイエンドスマートフォンです。実行メモリは8GBまたは12GBから選択可能で、内蔵ストレージは256GBのみ。バッテリー容量は4500mAhで、65Wの急速充電に対応します。

 ディスプレイは、リフレッシュレート90Hz駆動に対応した、6.55インチの有機ELディスプレイを搭載。画面内指紋認証センサーを備え、解像度は最大1080pです。

 カメラ部は、一部にSonyとOPPOの共同開発「猫の目」カメラを採用。リアカメラは、メインカメラにSonyの1.56型 IMX766を採用。画素数は5000万画素で、そのほかに超広角カメラと200万画素のマクロカメラを搭載しています。

 本体カラーはブラック・ゴールド・ブルーの3色。カメラ部側面は通知LEDの役割を持っており、通知や着信が来るとカメラ部が光ります。最近のスマートフォンの多くは、画面占有率の拡大によって通知LEDが排除されつつあるだけに、これは嬉しいポイントです。

OPPO Reno 7 5G

 OPPO Reno 7 5Gは、上位モデルとの差が少ないのが特徴。SoCにSnapdragon 778Gを採用し、実行メモリは8GBまたは12GB、内蔵ストレージは128GBか256GBから選択可能です。ディスプレイの差異もサイズのみで、6.43インチの有機ELディスプレイを搭載。また、バッテリー容量も4500mAhと、こちらもProと同じ。なお、急速充電は60Wになります。

 カメラは、6400万画素のメインカメラと、800万画素の超広角、200万画素のマクロカメラを搭載しています。 

OPPO Reno 7 SE 5G

 OPPO Reno 7 SE 5Gは、Reno 7シリーズで新登場した最廉価モデルです。

 SoCには、ミドルレンジ向けのMediaTek Dimensity 900を採用。OPPO Reno 7無印と同じ、6.43インチの有機ELディスプレイを搭載するほか、バッテリー容量も4500mAh。実行メモリは8GB、内蔵ストレージは128GBまたは256GBと、低価格モデルながらも上位機種に近い構成となっています。

 リアカメラは、3200万画素のメインカメラと、どちらも200万画素の広角・深度測位カメラを備えています。 

発売日・価格

 これら3機種は、先行して中国国内で販売されます。なお、詳しい発売日についてはまだ発表されていません。

 「OPPO Reno 7 Pro 5G」の価格は、実行メモリ8GBモデルが3699人民元(約6万5700円)、12GBモデルが3999人民元(約7万1000円)。「OPPO Reno 7 5G」は、実行メモリ8GB+内蔵ストレージ128GBの最小構成で、2699人民元(4万8000円)。「OPPO Reno 7 SE 5G」は2199人民元(約3万9000円)からとなります。

スペック

  Reno 7 Pro 5G Reno 7 5G Reno 7 SE 5G
OS Android 11・ColorOS 12
SoC Dimensity 1200 Max Snapdragon 778G Dimensity 900
メモリ 8/12GB 8/12GB 8GB
容量 256GB 128/256GB 128/256GB
画面 6.55型 (1080 × 2400) 6.43型 (1080 × 2400) 6.43型 (1080 × 2400)
カメラ 広角:5000万画素
超広角:画素数不明
マクロ:200万画素
広角:6400万画素
超広角:800万画素
マクロ:200万画素
広角:4800万画素
マクロ:200万画素
深度:200万画素
インカメラ 3200万画素 3200万画素 1600万画素
電池 4500mAh 4500mAh 4500mAh
寸法 158.2 × 73.2 × 7.5mm, 180g 156.8 × 72.1 × 7.6mm, 185g 160.2 × 73.2 × 7.5mm, 171g
情報元OPPOGSMArena

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