ファーウェイ、「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」などウェアラブル3機種。日本国内にも投入

　中国ファーウェイは、同社最新のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」と、ワイヤレスイヤホンの「HUAWEI FreeBuds SE」「HUAWEI FreeBuds Pro 2」をそれぞれ正式発表しました。全て日本国内でも取り扱います。

HUAWEI WATCH GT 3 Pro

　HUAWEI WATCH GT 3 Proは、2021年12月に発売されたWATCH GT 3シリーズのフラッグシップモデルであり、高級時計のような重厚感のあるデザインが特徴。

　サイズは43mmと46mmの2種類で、46mmモデルにはアクティブモデルとクラシックモデルが、43mmにはクラシックモデルとエレガントモデルがあり、それぞれフレームとベルトの色や素材が異なります。

　特に、46mmモデルは、フレームがチタン製であり、盤面に関しても強度が強く傷つきにくいサファイヤガラスを使用するなど、耐久性も申し分ありません。

　防水性もさらに強化され、スマートウォッチながらも最大30mまでのフリーダイビングにも対応。もちろん、血中酸素濃度や体表面温度の測定、心拍や睡眠、ストレスのモニタリングなど、健康管理機能も充実。

　バッテリー持ちは、ファーウェイの公表値で、46mmモデルは通常使用で2週間、43mmモデルも約1週間連続使用が可能とのことで、ロングライフバッテリーによりこまめな充電は必要ありません。

HUAWEI FreeBuds Pro 2

　HUAWEI FreeBuds Pro 2は、インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。形状は、先代のFreeBuds Proと変わらない、AirPods Proに似た形をしていますが、耳から出る部分が若干細くなっており、丸みを帯びています。

　本体カラーは、シルバーブルー、セラミックホワイト、シルバーフロストの3色展開。

　音質面では、新たに高音質BluetoothコーデックのLDACに対応し、ハイレゾ認証を取得。さらに、業界で初めて、高級ヘッドホンに搭載されるような平面振動板ドライバーを小型化し、完全ワイヤレスイヤホンに搭載。11mmのダイナミックドライバー、高音域を出力する平面振動板ドライバーに加え、フランスの高級音響機器ブランド「Devialet」によるチューニングも施されており、より深みのある音楽を楽しむことができます。

　また、本体にはそれぞれ3つのマイクを搭載。トリプルマイクによるアクティブノイズキャンセリング(ANC)は、先代機種と比較してノイズキャンセリング効果が15%向上しています。このマイクと、本体に内蔵されている骨伝導センサーを組み合わせることで、通話時にもノイズの少ないクリアな声での会話をすることができます。

　バッテリー持ちは、ANCオン時、イヤホン単体で約4時間使用可能。ANCオフ時は、単体で6.5時間、ケースでの充電による使用可能時間も含めると、30時間の利用が可能となります。

HUAWEI FreeBuds SE

　HUAWEI FreeBuds SEは、カナル型を採用した、FreeBudsシリーズの最廉価完全独立側イヤホンです。こちらも、Appleの初代AirPodsのようなデザインが特徴で、本体カラーはアマゾナイトブルーとホワイトの2色展開。

　カナル型ながらもイヤーチップが付属しており、サイズを調節することで耳にフィットさせることができます。

　本体ボディは、非常に小型かつ軽量で、イヤホン本体は約5.1g、充電ケースは約36g。持ち運びしやすい形状でデザインされているとのこと。

　音質に関しては、10mmのダイナミックドライバーを搭載し、廉価版ながらも低音域から高音域までバランスの良い音楽を楽しむことが可能となっています。また、マイクもそれぞれ2つ搭載し、ファーウェイ独自のビームフォーミング技術により、ノイズの少ないはっきりとした声での通話を行うことができます。なお、アクティブノイズキャンセリングには非対応です。

価格・発売日

　これら3つの製品は、すべて2022年7月28日より販売が開始されます。

　「HUAWEI WATCH GT 3 Pro」の市場想定価格は、43mmのクラシックモデルが5万4780円、エレガントモデルが7万6780円。46mmシリーズは、アクティブモデルが4万3780円、クラシックモデルが4万7080円。

　完全ワイヤレスイヤホンに関しては、FreeBuds SEとFreeBuds Pro 2の一部はAmazon限定販売。市場想定価格は、FreeBuds Pro 2が2万6800円、FreeBuds SEは4980円となっています。