Redmi Note 12シリーズ正式発表。2億画素カメラや210W急速充電対応で衝撃の安さ。

掲載日時: 2022/10/28(金) 13:40

 Xiaomiは、中国にて「Redmi Note 12 5G」「Redmi Note 12 Pro」「Redmi Note 12 Pro+」「Redmi Note 12 DISCOVERY EDITION(探索版)」の4機種を正式発表しました。

パフォーマンス

 Redmi Note 12 Pro/Pro+/DISCOVERY EDITIONは、いずれも解像度FHD+、リフレッシュレート最大120Hz駆動対応の6.67型有機ELディスプレイを搭載。SoCは、台湾MediaTek製Dimensity 1080を採用し、実行メモリは最大12GB、内蔵ストレージは256GBとなっています。

 一方の無印Redmi Note 12 5Gは、上位機種と同じディスプレイを持つ一方、SoCは米QualcommのSnapdragon 4 Gen 1を採用。実行メモリは最大8GBで、内蔵ストレージは256GBとやや控えめ。

カメラ

 Redmi Note 12 Pro+/DISCOVERY EDITIONには、2億画素・1/1.4型のSamsung ISOCELL HPXセンサーを世界で初めて搭載します。

 Xiaomi製端末では、先日発表されたXiaomi 12T Proに続く2億画素のカメラを搭載したモデルとなり、16画素を1画素にまとめるピクセルビニングに対応。ISOCELL HPXは、30fps/8Kの動画撮影にも対応していますが、Redmi Note 12 Pro+/DISCOVERY EDITIONにおいては、Dimentisy 1080の制限により120fps/4K留まりとなっています。

 Redmi Note 12 Proには、OIS対応で5000万画素のSony IMX766を搭載。その他のカメラは、Redmi Note 12 Pro/Pro+/DISCOVERY EDITION共通で、800万画素の超広角カメラと200万画素のマクロカメラの3眼構成です。

 また、Redmi Note 12 5Gは、4800万画素のメインカメラと、200万画素の深度測位カメラの2眼構成。

充電

 Redmi Note 12 DISCOVERY EDITIONでは、驚異の最大210W急速充電に対応します。本体のバッテリー容量は4300mAhであり、公表値では、わずか9分で100%充電可能とのこと。

 Redmi Note 12/Pro/Pro+は、いずれも5000mAhのバッテリーを搭載し、それぞれ無印が33W、Proが67W、Pro+は最大120Wの急速充電に対応します。DISCOVERY EDITIONより700mAhほど容量の大きいバッテリーを搭載しているものの、Redmi Note 12 Pro+においても約19分でフル充電が可能である模様。

 それぞれの充電速度に応じた充電器も付属しており、GaN(窒化ガリウム)技術を採用することで小型化にも成功しています。なお、この210W急速充電はUSB PDではなく、Xiaomi独自の技術です。

デザイン

 本体デザインは、Redmi 11Tシリーズとほぼ同じデザインですが、より側面がフラットになっています。本体色は、ブラック・ホワイト・ブルーの3色。Redmi 12 Proでは、パープルも取り扱います。また、DISCOVERY EDITIONはブラックのみの取り扱いとなります。

価格・発売日

 Redmi Note 12シリーズは、現地時間2022年10月30日午後8時より、中国にて販売開始。

 それぞれ、Redmi Note 12 DISCOVERY EDITIONが2399人民元(約4万8500円)、Redmi Note 12 Pro+は、2199人民元(約4万4500円)から、Redmi Note 12 5Gは、1199人民元(約2万4000円)からとなっています。210Wの急速充電対応や、2億画素カメラ搭載でこの値段と考えると、かなり安価であると感じました。

 なお、グローバルでの販売については今のところ言及されていません。

  Redmi Note 12 Pro+/
DISCOVERY EDITION
Redmi Note 12 Pro Redmi Note 12 5G
OS MIUI 13(Android 12)
SoC Dimensity 1080 Snapdragon 4 Gen 1
メモリ 8/12GB 6/8/12GB 4/6/8GB
容量 256GB 128/256GB
画面 6.67型 (1080 × 2400)
カメラ 広角:2億画素
超広角:800万画素
マクロ:200万画素
広角:5000万画素
超広角:800万画素
マクロ:200万画素
広角:4800万画素
深度:200万画素
インカメラ 1600万画素 800万画素
電池 5000mAh/4300mAh 4500mAh
急速充電 120W/210W 67W 33W
寸法 162.9 × 76.0 × 8.9mm, 207g 162.9× 76.0 × 7.9mm, 187g 165.8 × 76.2 × 7.9mm, 188g
中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD]
AliExpress Global
情報元Xiaomi

おすすめ記事

何が出るのか教えて!シャオミ日本新機種、「Ultra」だけではない伏兵が存在か?

2024-04-29 23:58:57會原

Mi MaxXiaomiXiaomi 14 UltraXiaomi Pad 7 MaxXiaomi SU7 Max

シャオミは、X(Twitter)にて連日ティザーを投稿。このなかで、中国Weiboで使用したXiaomi 14 Ultraのティザー画像が存在しており、もはやXiaomi 14 Ultraの登場は確定的となっています。一方で、他のティザーも気になるところ。モニターなどスマホ以外の製品のものと思われるティザーも含まれていますが、スマホの可能性が高そうなものも。「最先端の超高速充電」とあることから、こ...

【朗報】Android 15は新しい「強制ダークモード」対応かも

2024-04-29 00:38:35會原

Android 15ダークモード

ダークモードがさらに広がりそうです。9to5Googleが伝えています。UIを黒基調にするダークモードは数年前にようやく定着しましたが、依然として非対応のアプリがあります。Android 15では、アプリにダークモードを強制するための新しいオプションがあるとのこと。Android 10から、GoogleはAndroidアプリで開発者オプションとして「フォースダークのオーバーライド(強制ダークモード...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

カテゴリー