會原 
サムスン電子ジャパンは6月16日、Android 15ベースの最新OS「One UI 7」の提供を開始したと発表しました。対象機種は「Samsung Galaxy Z Fold6」「Samsung Galaxy Z Flip6」「Samsung Galaxy S24」「Samsung Galaxy S24 Ultra」の4機種で、いずれも非キャリアモデル（SIMフリー版）となります。その他の端末（キャリア・SIMフリー）についても順次アップデート予定としています。
One UI 7は簡素化されたホーム画面、再設計されたOne UIウィジェット、ロック画面など、大胆な新デザインでGalaxyユーザーに合理的で統一感のある体験を提供するそうです。
新機能「Now Bar」では最も重要なリアルタイム更新をロック画面で提供するとのことです。これにより、スマートフォンのロックを解除せずにスワイプするだけで、朝のランニング中の進捗状況確認やSamsung Galaxy Budsで再生中の音楽確認が可能になるそうです。
AI機能面では、Galaxy AIを使用して日常のタスクを簡素化し、アプリ切り替えの必要性を最小限に抑えられるということです。「AIセレクト」では文脈を理解して直感的な操作を提案し、動画視聴中にエッジパネルをスワイプして「AIセレクト」アイコンをクリックするだけで、動画をGIFファイルとして保存できるとしています。「入力アシスト」を使用すれば、テキストを選択してコンテンツを簡単に要約したり、自動的にフォーマット化することが可能になるそうです。
クリエイティブ機能として「スケッチアシスト」では、テキストプロンプトと画像またはスケッチを組み合わせてアイデアを形にする新しい方法を提供するとのことです。「オーディオ消しゴム」は動画内の不要なノイズを除去し、音をカテゴリー別に分けることで高度な編集を可能にするということです。
Google Geminiとのより緊密な統合により、サイドボタンを長押しして「近くのテラス席のあるペット同伴可能なイタリアンレストランを探して」と指示するだけで、Geminiがすぐにおすすめを表示するとしています。
自然言語での検索が設定でも可能。設定で「目が疲れている」と言うだけで、瞬時に明るさの調整や目の保護モードをオンにするなどの推奨オプションが表示されるそうです。
