
vivo X500 Pro Max
vivoは9月21日、中国で「vivo X500 Pro」と「vivo X500 Pro Max」を発表しました。両機種はソニーの新センサー「LYTIA L910」をベースにしたメインカメラを搭載し、最大17EVのダイナミックレンジをうたいます。6.36型のProと6.85型のPro Maxを揃え、望遠カメラや電池容量に差をつけています。

注目は、vivoとソニーが共同開発した1/1.28型・5000万画素のメインカメラです。中国向けには「藍図光御900」と名付けられ、F1.57のレンズを組み合わせています。

LYTIA L910は、ソニーのLYTIAシリーズとして初めてLOFIC構造を採用した撮像素子です。LOFICは、受光部のフォトダイオードからあふれた電荷を蓄える仕組み。1回の露光で得た電荷を3種類の変換効率で読み出すTCG-HDRや、暗部のノイズを抑える回路技術と組み合わせることで、ソニーは単一露光で100dBのダイナミックレンジを実現したと説明しています。白飛びを抑えながら暗部の階調も粘り強く残せるというわけ。
動画撮影では、両機種とも4K/120fpsのDCG HDR撮影や4K/240fpsのスローモーション、4K/120fps・10bitのLog撮影に対応します。なお、公称値である最大17EVは「vivo Log」モード時の数値で、すべての動画モードに当てはまるわけではありません。明るい空と日陰の人物が混在する逆光などの場面でも、明暗の階調を豊かに残すことを狙っています。
2機種の大きな違いは望遠カメラです。Proが1/2型・6400万画素であるのに対し、Pro Maxはより大型の1/1.4型・2億画素センサーを搭載します。画角はいずれも35mm判換算で85mm相当、光学3.5倍。メインと望遠はいずれもCIPA基準で7.0段の手ぶれ補正をうたい、Pro Maxのメインカメラは最大3度の補正角を持つ光学手ぶれ補正を備えます。

Pro Max 1/1.4型・2億画素センサー
さらにPro MaxのレーザーAFセンサーは1536点多区方式で、複数の場所までの距離を測って、カメラのピント合焦を補助。

また、X500シリーズに対応する別売りの撮影用モニター「vivo 随拍屏」も用意。3.92型のタッチ画面を備え、厚さは5.65mmです。対応ケースを介してスマホの背面に磁気装着でき、背面カメラでの自撮りの構図確認や、一部の撮影操作、アルバム閲覧に対応します。取り外して遠隔撮影にも使用可能。


別売りの外付け望遠レンズも用意。両機種とも200mm相当の「vivo ZEISS Telephoto Extender Gen 2」に対応するほか、Pro Maxでは400mm相当となる「Gen 2 Ultra」も利用できます。

ディスプレイは、Proが6.36型、Pro Maxが6.85型のAMOLEDを採用し、リフレッシュレートはどちらも1~144Hz駆動で、144Hzが有効になるのは対応ゲームのプレイ時。
重さはProが192gまたは197g、Pro Maxが225gまたは229gで、黒系の「摄夜」がやや軽い仕様となっています。電池容量はProが6510mAh、Pro Maxが8000mAh。充電性能は共通で、最大出力90Wの有線充電器と40Wのワイヤレス充電に対応します。
SoCには、2nmプロセス製造のMediaTek Dimensity 9600 Proを両機種に採用。実行メモリは12GBまたは16GB、ストレージは256GB、512GB、1TBから選べます。OSはAndroid 17をベースにしたOriginOS 7です。中国向けモデルの主な仕様は以下のとおりです。
| 項目 | vivo X500 Pro | vivo X500 Pro Max |
|---|---|---|
| OS | OriginOS 7(Android 17) | OriginOS 7(Android 17) |
| SoC | Dimensity 9600 Pro | Dimensity 9600 Pro |
| 実行メモリ | 12GB / 16GB | 12GB / 16GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB / 1TB |
| 画面 | 6.36型AMOLED 2660×1216、1~144Hz(144Hzは対応ゲーム時) |
6.85型AMOLED 3168×1440、1~144Hz(144Hzは対応ゲーム時) |
| メインカメラ | 5000万画素、1/1.28型、F1.57 | 5000万画素、1/1.28型、F1.57 |
| 望遠カメラ | 6400万画素、1/2型、F2.52 85mm相当、光学3.5倍 |
2億画素、1/1.4型、F2.67 85mm相当、光学3.5倍 |
| 超広角カメラ | 5000万画素、F2.0 | 5000万画素、F2.0 |
| 前面カメラ | 5000万画素、F2.0 | 5000万画素、F2.0 |
| 電池容量(標準値) | 6510mAh | 8000mAh |
| 充電 | 有線90W / ワイヤレス40W | 有線90W / ワイヤレス40W |
| 寸法 | 高さ151.78×幅71.92×厚さ7.95 / 8.12mm | 高さ163.32×幅76.82×厚さ7.95 / 8.12mm |
| 重量 | 192g / 197g | 225g / 229g |
本体の厚さと重量はカラーによって異なります。「摄夜」は厚さ7.95mmで、重量はProが192g、Pro Maxが225g。その他のカラーは厚さ8.12mmで、Proが197g、Pro Maxが229gとなります。
中国での希望小売価格は、12GB/256GB構成のProが6499元(約15万3000円)、同じ構成のPro Maxが6999元(約16万4000円)から。
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