「新生活のおともに電子書籍端末を」デジほん13冊目

掲載日時: 2013/03/21(木) 12:10

 始まる新生活。変わる環境。長い通勤・通学時間……。そんな空き時間を有効活用したいなら、ぜひ本に親しみましょう!!

 かく言う筆者も電車の時間が非常に長く、毎朝・毎夕40分近く電車に揺られる毎日を過ごしており、スマートフォンでネットをしたり、ニュースを確認することもありますが、たいてい読書に時間を費やしています。

 そんな読書タイムをさらに加速させるアイテム「電子書籍端末」を新生活のおともにしませんか?その中でも電子ペーパーを採用した端末は価格も安くて手が伸びやすいので、その良さを電子書籍の魅力と合わせてご紹介したいと思います。

 

軽い!

 電子ペーパーを採用した電子書籍端末はとにかく軽い!これだけで十分な優位性を持っています。しかも、デジタルデータならばどれだけ持ち運ぶ本を増やしても重量は増えません。

 「何百冊をこの一台に」という売り文句を見て「いや、そんなに持ち歩かないから」と皮肉めいたことを考えたことがある方は私だけではないかと思います。

 しかし、電子書籍端末なら下手をすれば一冊よりも軽く、二冊以上の本を持ち運ぶよりは確実に軽いです。何百冊という数字はいささか非現実的ですが、二冊よりは軽いと考えると少し現実味が湧いてきませんか?

 

かさばらない!

 紙の本に比べて、電子書籍端末はかさばりません。本体は鉛筆一本よりも薄く鞄の隅にポサリと入れておいても苦になりません。

 また、乱雑に扱っていると画面が割れてしまいそうですが、筆者はカバーや保護フィルムを一切つけず鞄に放り込んで使っていますが、画面が割れることはおろか傷がついたこともありません(もちろん保証はできませんが)心配性な方は保護フィルムや専用のカバーをつけることをお勧めしますが、割と気軽に扱っても壊れないガジェットです。

 

ゲリラ的販売が楽しめる

 電子書籍ならではの楽しみと言える本の買い方でしょう。Amazon の Kindle、楽天の Kobo ともに突然のセールを始めます。

 話題の作品はもちろん「え!? こんな作品まで!?」と思ってしまうようなものが「何十パーセントオフ」「何%ポイント還元」という形で販売されることがよくあります。

 気になっていた作品が安売りされていると、食指がついついと伸びてしまい、カートに入っていることもしばしば。

 実際の店舗でこのような販売が行われることはすくないので、これは電子書籍ならではの楽しみといったところでしょうか。

 

今までふれたことのない作品とふれあえる

 「コンテンツが少ない!!」 「自分の読みたい本がない!!」という声を聞きます。正直なところ、この意見は正しいです。電子書籍として販売されている本は実際に流通している本よりも少なく「さっさと電子書籍で出してくれよ!!」と地団駄を踏みたくなる作品も数多くあります。

 ただ、ほんの少しだけ見方を変えてみましょう。たとえば「普段読んでいる本がないのなら、普段読まない本を買ってみよう」という見方です。

 先ほどにも記しましたが「ゲリラ的安売り」がされている本を見ると、本屋では絶対に手に取らないような本もついつい買ってしまいますし、話題になっている本や売れている本の一覧を見ていると、触れたことのない作家の本にも、うっかりと手を伸ばしてしまいます(しかも、話題の本ほど安売りをしていることが多いです)

 話題の本は実際の本屋にもありますが、電子書籍ストアはその更新速度が非常に高く、新鮮な情報を常に得ることができるのです。

 もちろん、自分の好きな作家の作品を購入するのも楽しいことです。電子書籍ではそれにプラスアルファの楽しみがあり「この本を買っている人はこんな本も買っています」という、とても魅力的なプランニングをしてくれるのです。

 すると、今まで知ることができなかった本を楽しむことができるわけです。嗜好の傾向でお勧めの本が表示されるので「ハズレ」の本を引く確率も下がりますしね!

 

 電子書籍はまだまだ実際の書籍にはかなわない部分が数多くあるのは事実でしょう。しかし、実際の書籍よりも優位な点はあるのです。もしも気になったら、ぜひ電子書籍のショップをのぞいてみてください。意外とラインナップもそろってきていますよ!

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