スマートフォンで使いたい音楽アクセサリー特集

掲載日時: 2014/03/30(日) 17:51

 筆者がスマートフォンで音楽を聴くときに愛用しているアクセサリーを紹介します。今よりもちょっといい音で聴きたい方、必見です!

どんな耳にもフィットするイヤーピースで雑音をシャットアウト 

 しっかり耳にフィットするイヤーピース使ってますか?耳に合ったイヤーピースを使用すれば、長時間の使用でも耳が痛くならず、快適に音楽を楽しめます。

 最初に紹介するコンプライはポリウレタンを使用し、遮音性や装着感に優れたイヤーピースです。電車などのうるさい場所でもクリアに聴こえます。


 また、体温で膨張して耳の形にフィットするので使用していてずれることはほとんどありません。

 今回は、Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 PROとSHURE SE535LTD-Jのイヤーピースを交換します。本体カラーに合わせて購入してみました。写真のコンプライは両方T-500ですが、SE535に対応しているのは、T-100やTx-100などです。イヤホンによって対応しているコンプライが異なります。イヤホンに対応しているコンプライは公式サイトで確認できます。

 価格は少し高めです。定期的に交換が必要ですし、決してコストパフォーマンスがいいとは言えません。 しかし、コンプライの着け心地は素晴らしく、一度使えばもう他のイヤーピースには戻れないと思います。

 次は、MONSTER SuperTipsのジェルイヤーピースです。一見、シリコンイヤーピースのようですが、中にジェルが入っています。シリコンやコンプライとは違った感触です。フィット感はコンプライに劣りますが、より密閉されているように感じました。ジェルが入っているため、あまり潰れません。サイズはいつも使っているイヤーピースより小さめがいいでしょう。

 

ホワイトノイズを消す魔法のアダプター 

 皆さんはホワイトノイズが気になったことはありませんか?スマートフォンで音楽を聴いているとき、ホワイトノイズが憂鬱だったので、アッテネーターを購入してみました。

 アッテネータは、減衰器のことで、抵抗です。抵抗値が大きくなると、ホワイトノイズが目立たなくなります。使用しているSE535自体のインピーダンス(抵抗)は32Ωで、アッテネーターも32Ωですので、抵抗値が倍になりました。スマートフォンにアッテネーターを接続し、音楽を聴いてみました。見事、ホワイトノイズが気にならなくなりました!これは、ノイズになっていた信号をアッテネーターが熱に変換しているからです。ノイズと同時に音源の信号も熱変換してしまうので、少なからず音質は劣化します。少し音がこもった感じになりましたが、筆者には問題ないレベルでした。

 ホワイトノイズを可視化したものです。オーディオケーブル接続時のメーターを見ると、少し振れているのが確認できます。音楽を再生していないにも関わらず、メーターが反応するのはノイズが主な原因だと思います。

 アッテネーターはただの抵抗なので、劇的に音が変わることはありませんが、ノイズ軽減には効果的でした。ホワイトノイズにお悩みの方、この機会にいかがでしょうか?

リケーブルで音は変わる?

 リケーブルとは、イヤホンのケーブルを交換することです。断線時に対応できることはもちろんですが、音質の変化も期待できます。これはケーブルの導線の伝導率等が関係してきますが、難しい話は置いておきましょう。今回は、Ultimate Ears TRIPLE.Fi 10 PROのケーブルをNOBUNAGAのTR-UE1に交換しました。

 純正のものに比べ、非常にスタイリッシュです。また、コネクタが小さいため、スマートフォンのケースなどに干渉しにくくなっています。

 肝心の音質ですが、純正ケーブルよりも中音域がボリュームアップしたように感じました。非常にリーズナブルなので、初めてのリケーブルに最適です。

アクセサリーでより快適な音楽ライフを!

 これで、スマートフォンの音楽環境をかなり改善することができました。最近はスマートフォンを音楽プレイヤー代わりに使っている方が多いと思います。使っていて不満な部分をアクセサリーで解決するのも一つの方法です。少しマニアックな内容になってしまいましたが、参考になれば幸いです。

雑音が気になる → コンプライ、ソフトフォーム
ホワイトノイズを軽減したい → アッテネーター
音を変えたい、スマートフォンのケースに合わせてケーブルを選びたい → リケーブル

アイキャッチ画像:©David Photo Studio

 

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