【中国発】海の向こうからやってきた艦これ?いいえ、戦艦少女Rであーる!

掲載日時: 2016/12/23(金) 19:56

艦娘ではなく戦艦少女

 日本で10月24日に中国製Androidゲームアプリ「戦艦少女」がリリースされました。その時は「某軍艦擬人化ゲームにそっくり,怒られないのかな…」という認識しかありませんでしたが、物は試しで、実際にプレイしてみることにしました。11月12日に「戦艦少女R」とタイトル変更されています。

 絵柄は随分違う雰囲気になっているのでもしかしたら違うゲームとして楽しめるかも知れないという希望を持ってゲームスタートです。

 はじめに初期キャラをセレクトしますがイギリス、ドイツ、アメリカ、そして日本の艦と本家?に比べて初めから国際色豊かになっています。左上のグローウォーム、「きんいろモザイク」のアリス・カータレットにそっくりです。

 チュートリアルに沿っていけばいくほど艦これです。ここまで似ていると逆に感心してしまいます。1−1の海域マップもボスの位置が下から上に変わっただけです。

 艦これとの違いといえば同じ艦船でもビジュアルに大分違いがあるところです。これは艦これでヒロイン的なポジションの「吹雪」ですがかなり違った雰囲気になっています。「蒼き鋼のアルぺジオ」のイオナに見えなくもありません。

やっぱり似ている…

 メイン画面ですが出撃、建造、泊地、改装というコマンドが並びます。出撃は戦闘に、建造は艦船建造、泊地は艦隊編成や修復、改装はそのまま改装…と艦これユーザーにとってはお馴染み、それほどチュートリアルに頼らなくてもプレイできそうです。

課金でゲームを有利に

 ここでゲーム内通貨、ダイヤの価格を表にしました。

 高額課金になるほどダイヤの単価が下がるのは他のソシャゲと同じです。

 ダイヤで艦船最大数や建造ドック、開発工場、修復ドック、装備倉庫の拡張を図ることができます。

 他にも燃料、弾薬、鋼材、ボーキサイトを購入できるのも如何にも艦これインスパイアといった感じです。

 これは艦これにはない要素、ダイヤでコスチュームを購入、キャラクターの着せ替えを楽しめます。

動く戦闘シーン

 マップ画面で敵と遭遇、陣形を選択後はオート戦闘です。艦これそのものといってもいいシステムです。

 これは魚雷発射の瞬間です。敵味方ともにカードのような表現ではなくちびキャラがチョコチョコと動きます。

 「追撃」を選択すると艦これでいう「夜戦」に突入します。もちろん被弾すると…

 やはり衣服が痛んでしまうようです。ここは肌があまり出ていないグラフィックをチョイスしましたがはだけ方は艦それぞれになっています。艦これのように「撃沈」によるロストがなく、プレイヤーに対する「好感度」が下がるようになっていますが他の艦の好感度も下がってしまうのが特長的です。

 建造や戦闘後のドロップで新しい仲間が増えていきます。初めのうちは駆逐艦や軽巡洋艦が多いですが数が増えることで序盤の戦闘が一気に有利になります。

 艦これインスパイアということでラーメンの世界ならラーメン二郎とラーメン荘のような関係といったところでしょうか。艦これのようにゲームだけでなく他メディアでも発展していくのかどうか、それとも…戦艦少女Rの今後に注目です。