ジャスラックが「スマホやPCから補償金徴収」、文化庁に決議書提出。
掲載日時: 2019/06/27(木) 15:26
JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)は、協同組合日本映画監督協会、協同組合日本脚本家連盟、一般社団法人日本美術家連盟、一般社団法人日本美術著作権協会とともに、CISAC総会における決議書を文化庁に提出したことを明らかにしました。
決議書の主な内容は以下の通り。
- 日本における私的複製補償金制度に関する決議(形骸化した日本の私的録音録画補償金制度の回復に向けて、新しい機能的で公平な制度を早急に構築すること)
- 日本における美術創作者の追及権に関する決議 (現在90カ国以上で立法化されている美術創作者の追及権を日本の著作権法にも導入すること)
- 日本映画監督協会への支援に関する決議(映画監督が公正な報酬を得ることを目的とする日本映画監督協会の活動を支持するとともに、公正な報酬を得られるための立法措置をとること)
このうち、1については、日本における私的録音録画補償金額の減少を挙げ、PC、スマートフォン、タブレットなどに拡大すべきであると主張しています。
続報:「私的録音録画補償金、今期に結論を」文化審議会著作権分科会が開催
- 情報元JASRAC