OPPO Reno5 A レビュー。お値段以上の高級処理、前機種の「足し算引き算失敗」もない

掲載日時: 2021/06/22(火) 19:29

 OPPOから発売された新型スマートフォン、SIMフリー版「OPPO Reno5 A」を購入して使ってみたのでレビューしていきます。

開封・外観チェック

 開封していきます。本体以外の同梱物は以下の通りです。

 ACアダプタやUSB-Type-Cケーブルすら付属しないのは少しびっくり。そのため箱自体もかなりスリムです。

 OPPO Reno5 A本体。アイスブルーをチョイスしました。Reno3 Aの時も青系のカラーはありましたが、ああいったカラーは男性・女性問わずチョイスしやすい、良いカラーだと思います。さっぱりとした印象で、人と被りにくくもあるので個人的には大好きですね。

 側面には音量ボタン、電源ボタン、底面にはイヤホンジャック、Type-Cコネクタ、マイク、スピーカーを搭載。

 驚いたのが、メタルフレームの境界部分の処理が非常に綺麗なこと。こういった低価格帯スマホでは、サイドフレームとディスプレイ面に段差があることがほとんどで、少し安っぽさを感じます。Reno5 Aではそういった境界線の処理がきちんと施されており、細かいところも手を抜いていないのだなぁと感心させられました。

 本体サイズは高さ162mm、幅75mm、厚さ8.2mm、重さ182g。6.5インチFHD+(1080×2400ドット)液晶ディスプレイを備えています。前モデルのReno3 Aは有機ELディスプレイを採用していましたが、そこはダウングレードされたようです。ただ、発色は非常によく、ディスプレイ品質は全く気になりません。

 小さすぎず、大きすぎず……といったところで、厚みも抑えられていますから、サイズ感はしっくりきますね。片手操作は持つ位置を工夫することでギリギリ可能。

 Reno5 AはデュアルSIMに対応。microSDカードも使えますが、その際は2枚目のSIMカードは使えません。また、eSIMにも対応しています。なおワイモバイル版はeSIM非対応のシングルSIM仕様。

性能

 OPPO Reno5 AのSoCには「Snapdragon 765G」が採用。Pixel 5と同じSoCが積まれています。AntutuベンチマークとGeekBenchの2つのアプリでスコアを測定してみました。

Antutuベンチマーク v9

 38万4254点という結果に。大体30万点程度あれば日常使いにおいて不満を感じることは非常に少ない印象なので、十分でしょう。

GeekBench 5.4.1

  GeekBenchmarkの結果は、シングルコアが604、マルチコアが1731。

動作・ゲーム性能について

 Antutuベンチマークスコアが38万点程度あるので、基本的には何も不満に感じることはありません。アプリの立ち上げや切り替え、スクロールなどは非常にスムーズ。前モデルのReno3 Aは引っ掛かりやもたつくような操作感だったのですが、かなり改善されています。

 リフレッシュレートは90Hz、タッチサンプリングレートは180Hzということで、ゲームにも向いてますね。普段プレイする「Crash Royale」「ウマ娘」はサクサク動作。レスポンスも非常にキビキビしており、一切の不満はありません。

 原神だと、中設定でプレイしたところフレームレートは40〜45fps程度になってしまいます。快適さを求めると画質設定をもっと下げることになります。

 値段を抑えてそこそこ快適にプレイできるようなスマホを求める方であればReno5 Aはピッタリかもしれません。物足りない人はハイエンド端末を選びましょう。

カメラ

 OPPO Reno5 Aはクアッドカメラを採用しています。カメラ構成は以下の通りです。

 実際の作例をいくつかご紹介します。

広角

 Reno5 Aは望遠レンズを搭載していないので、デジタルズームになります。2倍までは常用できますが、5倍は少し厳しいですね。

 かなりノイズが目立ってしまうので低照度撮影には弱いですが、そうでない場合なら十分綺麗に撮影できます。

超広角・ポートレート

 超広角に関しては、結構粗めな印象です。スマホのような小さい画面ではまだマシですが、PCなどで表示すると……という感じ。

 ズームや超広角カメラは残念ですが、広角カメラであれば鮮明な写真が撮れるので、定価およそ4万円ということを考えると十分優秀なカメラ性能だと感じます。

生体認証

 OPPO Reno5 Aの指紋認証センサーは背面に搭載されています。スマホを手に取った際に、自然に人差し指が当たる場所にセンサーがあるのでサクッと認証可能。

 精度・速度ともに何も不満ありません。ただ、机の上に置いた際にはいちいちひっくり返さないといけないので、その点は前面・画面内に指紋センサーがついたスマホの方がいいかも。

バッテリー持ち

 OPPO Reno5 Aは4000mAhのバッテリーを備えます。90Hzに設定した場合で、1日使ってみましたが、SNS、ブラウジング、1〜2時間程度のスマホゲー程度であれば大丈夫ですね。夜に確認したところ、25%程度残っていました。

 充電速度は18Wなのでそこまで急速ではありませんが、0→100%まで2時間ちょっとあれば充電できます。

防水防塵・FeliCa搭載

 この機能がないとメインスマホとして使えない!という方も多いのが防水防塵とFeliCa。OPPO Reno5 AはIPX8 / IP6Xの防水防塵性能を持ち、おサイフケータイにもきちんと対応。FeliCaの位置も上部にあるので、スマホスタンド / リングを装着していても干渉しません。近場の買い物程度であればスマホだけで完結してしまうのは便利。

前モデルと比べて

 筆者はOPPO Reno5 Aの前モデルであるReno3 Aを以前所有して使っていました。Reno3 Aも、FeliCaや防水防塵、4眼カメラ、大容量バッテリーを備えたスマホでしたが、SoCが貧弱だったのであまり良いイメージはありません。カメラや外観なんかは結構気に入ってたんですけどね。

 アプリの切り替えやスクロールですら少しカクついていたので、なかなか普段使いのスマホとしては厳しい。SoCは妥協しちゃいかんな……というのを実感させられました。

 足し算引き算の稚拙だったReno3 Aに比べて、削るべき部分をきちんとわかってきたのがReno5 Aという印象です。

Reno5 Aの残念な点

 OPPO Reno5 Aはモノラルスピーカーなので、音に関してはかなりしょぼめです。手持ちのステレオスピーカーのスマホと比べても、音量や解像感、迫力などは結構差があります。他の不満は価格帯を考えればありませんでした。

総評

 OPPO Reno5 Aをまとめると以下の通りです。

 OPPO Reno5 Aは欠点らしい欠点がほとんどなく、モノラルスピーカーがちょっと残念といったところ。以前はOPPOのスマホに搭載されているColorOSは使いにくいというイメージでした。ただ、最新版を実際に1週間くらい使ってみたところ以前と比べればクセがマイルドになっており、これまであった微妙なイメージが払拭されました。

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