Nubia RedMagic 6s Pro発表。最大20000rpmファン、9層冷却機構

　中国ZTEのゲーム向けブランドであるRed Magicは、フラッグシップゲーミングスマホ「RedMagic 6s Pro」を発表しました。今年3月に発表されたRedMagic 6 Proのマイナーチェンジ版にあたるものの、ROG Phone 5sシリーズのようにSoCの更新と些細な変更にとどまるものではないようです。

　RedMagic 6s ProはSoCにSnapdragon 888+を搭載し、メモリは6/8/12GB、ストレージは128/256GBが用意されています。価格は3999元(6万8000円)からとなっており、Snapdragon 888+を搭載する機種としてはXiaomi MIX 4を抑えて現在最安です。

　その高性能かつ爆熱であるSoCを支える冷却構造もしっかりしており、9層の冷却機構からなる「ICE 7.0」や、最大20000rpmで回転し光るファンを備えています。さらに本体側面にLRキーとして利用できるショルダーキーを、背面にはスライド操作を可能にするエリアも用意されています。

　6.8インチフルHD+(2400×1080)の有機ELディスプレイを採用、リフレッシュレートは最速タイの165Hz、タッチサンプリングレートは720Hz。この価格で10万円台からのROG Phone 5sを安く下回っている点は素直にすごいです。

　カメラは6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロの三眼構成、インカメラは800万画素で、ゲームを阻害しないようにするためかパンチホールやノッチのような方式ではないようです。

　バッテリーは4500mAh、120Wの急速充電に対応、急速充電器やケーブルも付属しています。

　さらに3.5mmイヤホンジャックや画面内指紋を備えています。対応周波数は日本のキャリアで必須といわれるバンドはおおよそ網羅しています。また、グローバルへの展開も予告されており、現行のRedMagic 6 Proはすでに日本でも取り扱われています。

　本体色はブラック/ホワイト/透明の三色、発表会の情報によれば迷彩版も用意されているうようです。詳細な価格は以下の通り。

　詳細なスペックは以下の通り。