噂：爆熱スマホにMediaTekが終止符!? 次期Dimensity 2000はスナドラ898より消費電力「2割以上」低いかも

　SoCシェアトップの台湾MediaTekが今年末までの発表を確約しているフラッグシップSoC「Dimensity 2000」について、その完成度を期待したくなるリークが飛び込みました。GizChinaが伝えました。

　それによると、Dimensity 2000はSnapdragon 898と比較して20~25%消費電力が低く、CPUは同等かそれ以上、GPUはSnapdragon 888より強力としています。

　以前のリークでは、Dimensity 2000はArm v9ベースのCortex-X2などを搭載し、性能はSnapdragon 898にかなり近いものの、発熱は大きくなるとされていました。今回のリークとはある意味相反するものではありますが、Dimensity 2000は5万1000円からの機種に搭載されるとも伝えられており、Snapdragon 898の立ち位置とは少し異なるものになりそうです。

　ライバルのSnapdragonのフラッグシップは12月初頭に、現行のDimensity 1200は1月下旬に発表されていましたがMediaTekはDimensity 2000を今年末までに発表するとしています。発表時期を被らせるという真っ向勝負に出た形となりますが、その実力やいかに。続報が待たれます。