Nokiaだけどタフネス！高耐久・画面割れ保証つき「Nokia XR21」発表

　Nokiaは、防水防塵や耐衝撃性能を備えたタフネススマートフォン「Nokia XR21」を発表しました。高い耐久性、画面割れ保証、4年間のアップデート保証により、長く利用できることをアピールします。

　Nokia XR21はSnapdragon 695 5Gを搭載するスマートフォン。タフネス方面にコストをかけているため、価格は499ポンド(8万5000円)と、SoCの性能に全く釣り合っていません。ストレージは128GB、メモリは6GB。SIMスロットと排他のmicroSDカードスロットを備えます。

　ディスプレイは6.49インチの液晶。解像度はしっかりFHD+(2400×1080)ですが、強化ガラスは少し古い世代のGorilla Glass Victus。リフレッシュレートは120Hzと、ここだけ意外になめらか。

　カメラは6400万画素メインと800万画素超広角の2眼。インカメラは1600万画素。バッテリーは4800mAhで、取り外しは不可能。33Wの急速充電に対応しています。

　タフネス性能は十分高く、米軍の基準であるMIL-STD-810Hに準拠した耐久性を謳います。また、沈めても大丈夫なIP68はに加えて、スチームジェットや高圧環境にも耐えられるIP69K規格の認証も取得。また、1年間の画面交換保証と、3年間の本体保証を備えます。

　加えて、最近のNokiaは持続可能性を強調しており、3回のAndroidアップデート保証と4年間のセキュリティアップデート保証をアピールします。一方で、プリインストールOSは1世代古いAndroid 12。そのため実質2回保証・4年セキュリティ保証のようなところではあります。

　本体色はブラックとグリーンの2色。なお、Nokiaは携帯電話事業からのイメージ脱却を理由として、60年ぶりにブランドロゴを変更していましたが、Nokia XR21は旧ロゴのまま。ブランドロゴ変更とほぼ同時に発表されたNokia G22も旧ロゴを使っていたあたり、Nokiaブランドでスマートフォンを販売するHMD Globalはこのロゴ変更に追従しないというのも考えられます。

　価格は先述の通り449ポンド(8万5000円)。すでにイギリスで販売を開始しています。