ソニー、旗艦「Xperia 1 V」発表！2層トランジスタ画素積層型CMOS搭載、公開市場版もすぐに出ます！

　ソニーは、旗艦スマートフォン「Xperia 1 V」を正式発表しました。色展開はブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色。販路は携帯事業者と直販・一部家電量販店等。

　Snapdragon 8 Gen2 Mobile Platformを搭載したハイエンド機。CPUの電力効率を従来比から約40%改善したといいます。独自の発熱制御も強化、カメラ動作時において消費電力を従来比約20%改善、熱拡散シートの体積を約60%拡大したとのこと。

　筐体は防水防塵。独自のテクスチャーを施したフロスト強化ガラスを採用、安定感のある握りやすさを実現しているといいます。

　メイン24mmの広角カメラには1/1.35型の2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを搭載。従来比1.7倍の大型化となります。望遠は85-125mm（F2.3-F2.8）の光学ズーム。

　さらに高速な重ね合わせ処理技術により、低照度における耐ノイズ性能とダイナミックレンジにおいてフルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能と長々と謳っていますが、要するに昨今のスマートフォンで当然となっている夜景モードにようやく対応したということでしょう。変に頑固でしたね。

　人物の肌の質感をきれいに描写する「S-Cinetone for mobile」により、撮影後にカラーグレーディングを施さずに、シネマティックな映像をそのまま記録すると謳います。

　スピーカーアンプが進化、動画視聴時の臨場感に寄与。画面は4K HDR対応有機ELディスプレイ。

　ソニーが開発した難燃性再生プラスチックSORPLASを、本体の内外に用いる部品の一部原材料として使用。個装パッケージは、ソニー独自開発の紙素材「オリジナルブレンドマテリアル」を使用し、プラスチックの全廃を実現。

　発売日は、携帯事業者で本年6月中旬以降、公開市場版を7月中旬以降。

　なお別売りアクセサリーとして「Style Cover with Stand for Xperia 1 V（XQZ-CBDQ）」も展開。縦横どちらにも対応するスタンド機能を持ちます。動画視聴だけでなくライブ配信やビデオチャットなどにも活用できるとしています。

　撮像素子も大型化し最新技術、公開市場版もそれほど遅れずに出るなど、久々に「おっ！」と滾るXperiaかもしれませんね。発売が楽しみなところです。