
Microsoftが選ばなかった道。
Microsoftが2013〜2014年ごろに試作し、2014年に発売予定と噂された「Surface Phone」かもしれないWindows Phone端末。その新たな写真をWindows Centralが紹介しました。
同媒体によると、試作機のコードネームは「Raven」だった可能性があるとのこと。Windows Phone 8.1の初期開発版が動き、チップは型番不明のQualcomm製、画面は720pという構成だとされています。
背面にはMicrosoftのロゴ。Surface 2を思わせる銀色の金属フレームも確認できます。いかにも「Surfaceブランドのスマホ」らしい佇まい。

画像の出どころもTelegramまたはDiscardではなくTelegramまたはDiscordとされるのみ。ただし、端末名や開発中止を裏付けるものはなく、同媒体自身も、これが本当にSurface Phoneなのかどうかは疑問形のまま伝えています。
時期を整理すると、当時のMicrosoftは自社でスマホを作る体制へ大きく舵を切っている最中でした。2014年4月25日にNokiaの端末・サービス事業の買収を完了。同年7月には、画面に触れずに指を近づけて操作する「3D Touch」を搭載予定だった別の旗艦Windows Phone「McLaren」の開発中止も伝えられています。
今回の端末について、Windows CentralはNokiaの買収に動いた時期に開発が止まった可能性を挙げています。Nokiaという巨大な端末部門を丸ごと抱え込んだ以上、社内に似たような旗艦機の計画が並走していれば、どこかで整理されるのは自然な流れでしょう。
「Surface Phone」という言葉自体は、その後も何年にもわたって噂の中を漂い続けました。実際にSurfaceブランドのスマートフォンが登場したのは2020年のSurface Duoで、しかも中身はWindowsではなくAndroidでした。Windows Phone搭載のSurface Phone、見てみたかったですね。











