Surface Laptopが、とうとう本格AIマシンの領域に。
Microsoftが15型ノートPC「Surface Laptop Ultra」を発表しました。発売は2026年後半予定で、価格は現時点で未公表です。プラチナとナイトフォールの2色展開で、Surfaceシリーズ最大というハプティック対応のタッチパッドも搭載してきました。
最大の目玉は、NVIDIAのWindows向けの新プラットフォーム「RTX Spark」を採用したことです。Surface Laptopとして初めて、NVIDIA Blackwell世代のRTX GPU、最大128GBのユニファイドメモリ(CPUとGPUが同じメモリを共有する方式)、そしてフルCUDAサポートを一台に詰め込みました。
AI性能は最大1PFLOPS相当をうたい、クラウドに頼らず手元のマシンだけで最大120Bパラメータのモデルを動かせるとしています。コンテキストも最大100万トークンまで扱えるそう
ここで効いてくるのがCUDAへの対応です。CUDAはNVIDIAのGPUで機械学習やレンダリングを走らせるための事実上の標準環境で、AI開発の現場ではこれがないと話が始まらない、というくらい根を張っています。Windowsでも従来からCUDAは利用できますが、Surface LaptopでBlackwell世代のRTX GPU、最大128GBのユニファイドメモリ、フルCUDAサポートをまとめて持ち出せるようになるのは大きな転換点です。
MicrosoftとNVIDIAは、Windows MLを通じてTensorRTをネイティブに活用できるようにし、さらにCUDA対応PyTorch、llama.cpp、Hugging Face、Unsloth、Kohyaなどの対応も進めるとしています。なお、Claude CodeやGitHub Copilot、ComfyUI、Cursorといったツールも、最新のPCシリコン全般で動くAI開発ワークロードとして挙げられています。
ディスプレイは15型のmini-LED PixelSense Ultraタッチスクリーンです。ピークHDR輝度は最大2000nits、262ppiの高精細パネルとなっています。ポート類は時代に逆行していて、HDMI、USB-C、USB-A、フルサイズSDカードリーダー、ヘッドフォン端子と物理ポートをきっちり揃えました。
なおRTX Sparkの搭載機はSurfaceだけにとどまらず、ASUS、Dell、HP、Lenovo、MSIなどが2026年秋から投入予定で、AcerとGIGABYTEも追って続くとのことです。なかなか地殻変動ですね。
| 項目 | Surface Laptop Ultra |
|---|---|
| 画面 | 15型 mini-LED PixelSense Ultra タッチ、262ppi、ピークHDR輝度 最大2000nits |
| プラットフォーム | NVIDIA RTX Spark |
| GPU | NVIDIA Blackwell RTX GPU(6144 CUDAコア、第5世代Tensorコア、FP4対応) |
| CPU | 20コア NVIDIA Grace CPU(MediaTekがカスタムCPU設計で協業) |
| メモリ | 最大128GB ユニファイドメモリ |
| AI性能 | 最大1PFLOPS相当(理論FP4 TOPS、スパース性利用)、最大120Bパラメータのモデルをローカル動作、最大100万トークン |
| ポート | HDMI、USB-C、USB-A、フルサイズSDカードリーダー、ヘッドフォン端子 |
| カラー | プラチナ/ナイトフォール |
| 発売 | 2026年後半予定(価格未公表、米国はFCC認可前、日本向けは近日発売予定) |









































