Nvidia製ノート、まさかの4049ユーロ(約75万円)。
未発表のNvidia製Armベースチップ「N1X」を積んだとされるLenovoノートが、最上位構成で4049ユーロという強気の値札とともに小売店サイトに掲載されました。
ドイツのWinFutureが東欧の小売店サイトで見つけ、Notebookcheckなどが伝えています。対象はLenovo Yoga Pro 7の15.3型モデル。165Hz駆動のWQXGA(2560×1600)OLED画面、最大64GBのメモリ、1TBの内蔵ストレージ(PCIe SSD)、Windows 11 Homeという、いかにもクリエイター向けの上位機といった構成です。
掲載されていたのは「Nvidia N1X 650」と「Nvidia N1X 675」の2種類に加え、下位チップとみられる「Nvidia N1」構成。N1X 650に32GB DDR5メモリを合わせた構成が3139ユーロ、N1X 675に64GBを載せた構成が4049ユーロ、N1に32GB DDR5メモリを合わせた構成が2769ユーロとされています。
肝心のN1Xは、NvidiaとMediaTekが共同開発していると噂されるWindows on Arm(Arm版のWindows)向けのSoC(CPUやGPUなどを一つにまとめたチップ)。過去のリークでは、ARMv9.2世代の20コアCPUに、Blackwell世代のGPU(6144基のCUDAコアと48基のSM)を組み合わせるとされ、製造プロセスもTSMCの3nmとの見方があります。数字だけ見れば、かなり野心的な構成です。
気になるのはやはり値段です。Arm版Windowsノートは省電力が大きな売りとして語られてきましたが、この価格だとSnapdragon X EliteやIntel Core Ultra、AMDのRyzen AI Maxを積んだ高級機と真っ向からぶつかります。安さで攻めるのではなく、性能と価格で真っ向勝負を仕掛けるつもりなのかもしれません。VAT込とはいえ、覚悟した方がよさそうですね……。
| 項目 | Lenovo Yoga Pro 7(15.3型・リーク情報) |
|---|---|
| OS | Windows 11 Home |
| SoC | Nvidia N1 / Nvidia N1X 650 / Nvidia N1X 675 |
| メモリ | 32GB DDR5 または 64GB |
| ストレージ | 1TB PCIe SSD |
| 画面 | 15.3型 WQXGA(2560×1600)OLED 165Hz |
| 価格 | 2769ユーロ〜4049ユーロ |
なお、Nvidia、Windows、ArmはComputex 2026を前に「PCの新時代」をうたうティザーを出しており、MediaTekもPC関連の予告を投稿しています。NVIDIA公式のGTC Taipei 2026基調講演は、台湾時間6月1日午前11時、日本時間では6月1日正午の予定です。仕様も価格もあくまで小売店掲載のリーク段階。GPUの巨人がPC向けの頭脳に本気で乗り込んでくるのか、答え合わせはもうすぐです。










































