あのXPS 13がこの価格。
高級ノートの代名詞だった「XPS 13(DX13260)」を、Dellが699ドルから投入します。重量は約1.0kg、厚さは12.7mmで、歴代XPSとして最薄・最軽量をうたう一台です。ReutersやThe Vergeが伝えています。
米国価格は一般向けが699ドルからで、16歳以上の学生向けには新学期商戦期の割引として599ドルが設定されます。ただし、この599ドルは恒常的な価格ではなく、期間限定のプロモーションのようです。
狙いはAppleの低価格Mac「MacBook Neo」への対抗です。MacBook Neoは一般価格が599ドルから、教育向けが499ドルからなので、学生向け同士で比べるとXPS 13は100ドル高い設定になります。
一方、MacBook Neoの512GB構成は699ドルからで、The VergeはXPS 13のエントリー構成を8GBメモリ、512GBストレージと伝えています。つまり、599ドル対599ドルという単純な横並びではなく、学生割引、ストレージ容量、WindowsとmacOSの違いを含めて見るべき価格勝負です。
筐体はCNC加工アルミで、カラーはSkyとStormの2色です。ディスプレイは13.4型のタッチ対応で、解像度は2560×1600、リフレッシュレートは30〜120Hzの可変、輝度は500nits、DCI-P3を100%カバーします。Dolby VisionとDisplayHDR 400にも対応します。この価格帯で2.5K級、120Hz可変、500nitsという表示仕様を備える点は、MacBook Neoへの分かりやすい対抗軸になります。
中身は大きく2系統です。下位構成はIntel Core 5 320、開発コード名はWildcat Lakeで、NPU性能は16 TOPSとされています。
一方、上位構成はCore Ultra 7 355、開発コード名はPanther Lakeで、NPU性能は49 TOPSに達します。なお、Thunderbolt 4が使えるのは上位構成で、下位構成はUSB-C 2基です。
実行メモリは8GB、16GB、32GBのLPDDR5X-7467、内蔵ストレージは256GB、512GB、1TBのPCIe Gen4 SSDが用意されます。もっとも、米国のエントリー構成についてThe Vergeは8GB RAM、512GBストレージと伝えています。Windows 11機として長く使うなら、8GB構成より16GB以上を選びたいところです。MacBook Neoも8GBメモリ固定ですが、OSやアプリ環境が異なるため、単純な容量比較だけでは判断しにくい部分があります。
通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0です。このほか、1080p対応のIRカメラ、Dolby Atmos対応のクアッドスピーカー、バックライト付きキーボードを搭載します。バッテリー容量は52Wh。
| 項目 | Dell XPS 13(DX13260) |
|---|---|
| 価格 | 一般 699ドルから / 学生向け 599ドルから(米国、新学期商戦期の期間限定割引) |
| プロセッサ | Intel Core 5 320(Wildcat Lake)/ Core Ultra 7 355(Panther Lake) |
| NPU | 16 TOPS(Core 5 320)/ 49 TOPS(Core Ultra 7 355) |
| メモリ | 8GB / 16GB / 32GB LPDDR5X-7467 |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB PCIe Gen4 SSD |
| 画面 | 13.4型 2560×1600 タッチ対応、30〜120Hz可変、500nits、DCI-P3 100%、Dolby Vision / DisplayHDR 400 |
| カメラ | 1080p IRカメラ |
| スピーカー | Dolby Atmos対応クアッドスピーカー |
| 通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0 |
| ポート | USB-C 2基(下位)/ Thunderbolt 4 2基(上位) |
| 電池 | 52Wh、動画ストリーミング再生 最大17時間 |
| 寸法/重量 | 厚み 12.7mm / 約1.0kg |
| 筐体 | CNC加工アルミ、Sky / Storm |
XPSがプレミアム一辺倒から手頃な価格帯へ下りてくる流れには、AppleのMacBook Neoが低価格Mac市場を広げた影響も大きそうです。













































