
8GBメモリ固定で599ドルのMac、何が削られた?
Appleが599ドル(教育価格499ドル)の新型ノートPC「MacBook Neo」を発表しました。3月11日発売で、現行13型MacBook Air(M5)より大幅に安いぶん、仕様の割り切りもかなり多い1台です。
チップはMシリーズではなくA18 Pro。6コアCPU・5コアGPU・16コアNeural Engineで、メモリ帯域幅は60GB/s。実行メモリは8GB固定でアップグレード不可、ストレージも256GBか512GBの2択です。MacBook Air(M5)は16GBスタート、帯域幅153GB/s、ストレージは最大4TBまで選べます。
メモリ帯域幅は、CPUとメモリ間の「道路の太さ」にあたるものです。Neoの60GB/sとAirの153GB/sでは2.5倍以上の差があり、動画編集やAI処理で体感差が出やすいポイントですね。
ディスプレイは13.0型Liquid Retina(2408×1506、219ppi)で、Airの13.6型より小さく解像度も低め。色域はsRGBどまりでP3やTrue Toneには非対応ですが、輝度500ニトはAirと同等です。
MacBook NeoのUSB-Cポートは左側面に2基並ぶ仕様で、片方がUSB 3(最大10Gb/s、DisplayPort対応)、もう片方がUSB 2(最大480Mb/s)です。9to5Macによると高速側は後方ポートで、MagSafeもありません。外部ディスプレイは4K/60Hzを1台まで、付属の電源アダプタは20Wです。MacBook AirはThunderbolt 4を2基とMagSafe 3を備え、最大2台の外部ディスプレイに対応します。
カメラは1080p FaceTime HDで、AirのCenter Stage・Desk Viewには非対応。スピーカーはデュアル、マイクもデュアルと、Airの4スピーカー+3マイクアレイから削られています。
キーボードはバックライトなしで、Touch IDは512GBモデルのみに限られます。トラックパッドはForce TouchではなくMulti-Touch。
バッテリーは36.5Whで動画ストリーミング最大16時間、ワイヤレスWeb最大11時間。Wi-Fi 6EとBluetooth 6に対応し、カラーはシルバー・インディゴ・ブラッシュ・シトラスの4色。重量1.23kg、厚さ1.27cm。Apple Intelligence対応とはいえ、価格優先のMacであることがはっきり伝わる仕上がりです。
| MacBook Neo | MacBook Air(M5・13型) | |
|---|---|---|
| 価格 | 599ドル〜 | 1099ドル〜 |
| チップ | A18 Pro | M5 |
| CPU/GPU | 6コアCPU / 5コアGPU | 10コアCPU / 8コアGPU |
| 実行メモリ | 8GB(固定) | 16GB〜 |
| メモリ帯域幅 | 60GB/s | 153GB/s |
| 内蔵ストレージ | 256GB / 512GB | 512GB〜4TB |
| 画面 | 13.0型 Liquid Retina(2408×1506) | 13.6型 Liquid Retina(2560×1664) |
| 色域 | sRGB | Wide color(P3) |
| True Tone | 非対応 | 対応 |
| カメラ | 1080p FaceTime HD | 12MP Center Stage / Desk View対応 |
| ポート | USB-C×2(左側面、USB 3+USB 2) | Thunderbolt 4×2 / MagSafe 3 |
| 外部ディスプレイ | 4K/60Hz×1台 | 最大2台 |
| スピーカー | デュアル(サイドファイア) | 4スピーカー |
| マイク | デュアル | 3マイクアレイ |
| キーボードバックライト | なし | あり |
| Touch ID | 512GBモデルのみ | 全モデル |
| トラックパッド | Multi-Touch | Force Touch |
| バッテリー | 36.5Wh / 最大16時間(動画) | 53.8Wh / 最大18時間(動画) |
| 充電器 | 20W USB-C | 40W Dynamic Power Adapter(最大60W) |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 6 | Bluetooth 6 |
| 重量 | 1.23kg | 1.23kg |
| 厚さ | 1.27cm | 1.13cm |




















