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Apple、M5 Pro/M5 Max搭載の新型MacBook Pro発表。2ダイ統合「Fusion Architecture」採用

 Appleは2026年3月3日、M5 ProおよびM5 Maxチップを搭載した新型MacBook Proを発表しました。14型と16型の2サイズで展開し、14型M5 Proモデルが2199ドルから、16型M5 Proモデルが2699ドルから。M5 Maxモデルは14型が3599ドル、16型が3899ドルからです。3月4日から予約を受け付け、3月11日に発売します。

 M5 ProとM5 Maxは、第3世代3nmプロセスで製造した2つのダイを1つのチップに統合する「Fusion Architecture」を採用しました。CPUは最大18コアで、6基の「スーパーコア」と12基のパフォーマンスコアを組み合わせています。Appleはこのスーパーコアを「世界最速のCPUコア」と表現しており、フロントエンド帯域の拡大や新しいキャッシュ階層、分岐予測の強化によって、前世代比で最大30パーセントの処理性能向上を実現したそうです。

 GPUはM5 Proが最大20コア、M5 Maxが最大40コア(構成により32コア)で、各コアにNeural Acceleratorを内蔵しています。グラフィックス性能はM4世代比で最大50パーセント向上し、レイトレーシング性能も最大35パーセント高速化したとのこと。AI処理性能はM4世代比で最大4倍、M1世代比では最大8倍に達し、LLM(大規模言語モデル)のプロンプト処理速度もM4 Pro/M4 Max比で最大4倍に引き上げたとAppleは説明しています。16コアのNeural Engineも搭載し、H.264、HEVC、AV1デコード、ProResエンコード/デコードに対応するメディアエンジンも備えます。

 「Fusion Architecture」とは、ざっくり言うと、これまで1枚の大きなシリコンとして作っていたチップを2枚に分けて製造し、あとから高速な接続で貼り合わせる手法です。1枚で巨大なチップを作ると歩留まり(製造の成功率)が下がりやすいのですが、2枚に分けることで製造効率を保ちつつ、トランジスタ数を大幅に増やせるメリットがあります。

 ユニファイドメモリはM5 Proが最大64GB(帯域幅307GB/s)、M5 Maxが最大128GB(帯域幅は構成により460GB/sまたは614GB/s)です。SSDの読み書き速度は前世代比で最大2倍となる14.5GB/sに到達しました。M5 Proモデルの基本ストレージは1TB、M5 Maxモデルは2TBからのスタートで、前世代から基本容量が倍増しており、価格上昇の一因ともみられます。

 ディスプレイは引き続きLiquid Retina XDRで、HDRピーク輝度1600ニト、SDR輝度は屋外で最大1000ニトです。ナノテクスチャオプションも選べます。外部ディスプレイはM5 Proが最大3台、M5 Maxが最大4台まで出力でき、Thunderbolt/HDMIの組み合わせで8K出力にも対応するとのことです。本体カラーはスペースブラックとシルバーの2色で、外観はM4世代から変わっていません。

 接続面では、Thunderbolt 5ポートを3基装備しています。Apple独自開発のN1ワイヤレスチップにより、Wi-Fi 7とBluetooth 6をサポートし、AirDropやインターネット共有の安定性も改善したのだとか。カメラは1200万画素のCenter Stage対応で、Desk View機能も利用できます。スピーカーは6基で空間オーディオにも対応しています。

 バッテリー駆動時間は最大24時間(構成やサイズによって異なる)です。96W以上のアダプターを使えば30分で50パーセントまで充電できる急速充電にも対応しました。9to5Macによると、M5 Maxモデルではバッテリー持続時間が若干改善し、14型が最大20時間(前世代18時間)、16型が最大22時間(前世代21時間)に延びたと伝えています。電源接続時と同等のパフォーマンスをバッテリー駆動時にも発揮するとAppleは説明しています。

 OSにはmacOS Tahoeを搭載し、Apple Intelligenceのオンデバイス処理にも対応します。セキュリティ面では、業界初の常時オンメモリ安全性機能「Memory Integrity Enforcement」を導入しました。なお、14型にはM5チップ(Proではない通常版)を搭載した1699ドルからのモデルも用意しています。

  MacBook Pro M5 Pro MacBook Pro M5 Max
CPU 最大18コア(スーパーコア6+パフォーマンスコア12)※構成により15コアも 18コア(スーパーコア6+パフォーマンスコア12)
GPU 最大20コア(構成により16コア) 最大40コア(構成により32コア)
Neural Engine 16コア 16コア
メモリ 最大64GB(307GB/s) 最大128GB(460GB/sまたは614GB/s)
内蔵ストレージ 1TBから 2TBから
SSD速度 最大14.5GB/s(前世代比最大2倍)
画面 14型 / 16型 Liquid Retina XDR(HDRピーク1600ニト、SDRは屋外で最大1000ニト)
外部出力 最大3台(Thunderbolt/HDMIで8K出力も対応) 最大4台(Thunderbolt/HDMIで8K出力も対応)
接続 Thunderbolt 5 x3 / Wi‑Fi 7 / Bluetooth 6(N1チップ)
カメラ 1200万画素 Center Stage対応(Desk View対応)
電池(動画再生) 14型: 最大22時間 / 16型: 最大24時間 14型: 最大20時間 / 16型: 最大22時間
OS macOS Tahoe
カラー スペースブラック / シルバー
価格(14型) 2199ドルから 3599ドルから
価格(16型) 2699ドルから 3899ドルから
発売日 2026年3月11日(予約開始3月4日)
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