
調査会社Omdiaのデータによると、2025年の欧州(ロシアを除く)スマートフォン市場でSamsungが年間出荷台数4660万台、シェア35%で首位を維持しました。
一方、市場全体の出荷台数は前年比1%減の1億3420万台にとどまり、需要の低迷に加え、エコデザインやUSB-C対応を求める新たな規制も影響したそうです。
2位のAppleは3690万台・シェア27%で、同社として欧州での過去最高シェアを更新しました。前年比6%増と上位5社で最も大きく伸びています。3位のXiaomiは2180万台でシェア16%を確保したものの、前年比では1%のマイナスでした。
4位のMotorolaは770万台でシェア6%を獲得しましたが、前年比5%減と苦戦しています。5位のHonorは380万台でシェアこそ3%にとどまるものの、前年比4%増を達成しました。上位5社の中でプラス成長だったのはAppleとHonorの2社だけだったとのことです。
ただし第4四半期(10〜12月)に限ると、Omdiaの集計ではAppleが1340万台・シェア34%で首位に立ち、Samsungは1240万台・シェア31%で2位に後退しました。iPhone新機種の発売が集中する年末商戦期にAppleが逆転する構図は例年通りです。前年同期比ではHonorが24%増、Motorolaが13%増、Samsungが10%増と、いずれも伸びたそうです。
出荷台数ベースの年間モデルランキングでは、Samsung Galaxy A56が1位で、2位にiPhone 16、3位にGalaxy A16が続いたといいます。トップ10にはAppleの6機種とSamsungの4機種のみがランクインし、他メーカーの端末は1つも入っていません。SamsungとAppleの2強が欧州市場を支配する構図が改めて浮き彫りになりました。
PhoneArenaはCounterpoint Researchの分析を引用し、メモリ価格の上昇が新端末を「より高価に、または魅力を下げる」要因になり得るとしたうえで、2026年の欧州スマートフォン市場は大きく落ち込むおそれがあると伝えています。




















