
レノボ傘下motorolaは、新作エントリースマホ「Moto G (2026)」を海外で発表しました。日本でいうと「moto g05」に近い性能をしていますが、SoCにMediaTek Dimensity 6300を採用した、5G対応モデルです。
Moto G 2026のディスプレイは6.7インチLCDで、解像度はHD+(1604×720)です。エントリー機ながらリフレッシュレートは120Hzに対応しており、滑らかな画面表示を実現しています。

心臓部となるSoCには、MediaTek社のDimensity 6300を採用。2024年4月に登場したミドル帯のチップで、やや古めながらもWeb閲覧・SNSといった日常用途であればそこまで不満なく使える性能を有しています。5G通信も可能。

メモリ・ストレージ構成は4GB/128GBの1種類のみ。メモリはRAM Boost機能で最大12GBまで、ストレージはmicroSDカードスロット搭載により最大1TBまでそれぞれ拡張可能です。
カメラは5000万画素広角(F1.8)、200万画素マクロ(F2.5)の2眼で、エントリーらしさが感じられる構成です。望遠カメラはなく、デジタルズームに関しても最大8倍まで。日常的な記録やメモ程度に活用できる性能といったところでしょうか。フロントカメラは3200万画素。

性能面は控えめながらも、本体背面には手触りのよいヴィーガンレザーを採用しており、価格以上の質感を実現。エントリー機種にありがちな安っぽさをできるだけ感じさせまいとする、デザイン面へのこだわりが感じられます。

バッテリーも5,200mAhと比較的大容量で、最大2日間の駆動を実現するとしています。30Wの有線急速充電にも対応。

筐体保護に関してはIP規格はなく、撥水程度に留まります。OSは最新のAndroid 16を搭載し、指紋認証・顔認証も両対応。また地味ながらも3.5mmイヤホン端子を備えている点も嬉しいところ。
カラーはブラック系・レッド系の2色展開。米Pantone社コラボとなっており、いずれも鮮やかな発色の中にも深みのある、上品なカラーリングに仕上がっています。

価格は199.99ドル(約3万649円)で、12月11日より米国内にて発売予定です。
| OS | Android 16 |
|---|---|
| SoC | MediaTek Dimensity 6300 |
| メモリ | 4GB(RAM Boostで最大12GB拡張可能) |
| 容量 | 128GB(最大1TB microSD対応) |
| 画面 | 6.7型LCD(1604×720、最大120Hz) |
| カメラ | 5000万画素広角(F1.8)+200万画素マクロ(F2.5) |
| インカメラ | 3200万画素 |
| 電池 | 5200mAh(30W急速充電対応) |
| 寸法 | 167.15 × 76.40 × 8.44 mm, 202g |
| その他 | ヴィーガンレザー、Pantoneコラボカラー、指紋認証・顔認証、3.5mmイヤホンジャック、防滴設計 |


















