
vivoは12月15日、中国市場にて「vivo S50」を発表しました。vivo S30シリーズの後継に当たり、忌み数とされる4をすっとばしています。なお、同時に上位モデルのvivo S50 Pro miniも登場しています。
vivo S50が搭載するSoCは2世代型落ちのSnapdragon 8s Gen 3。準ハイエンドチップと型落ちという両輪で価格を抑えています。AnTuTu V10スコアは100万後半ほど。
ディスプレイは6.59インチのAMOLEDで、解像度は2750×1260ピクセル。リフレッシュレートは120Hzに対応し、超音波指紋センサーを搭載しています。前モデルのS30は6.67インチであり、わずかに小さくなっています。

カメラは3眼構成で、メインが5000万画素のLYT-700V、望遠が5000万画素のSony IMX882で3倍光学ズームに対応したペリスコープ望遠、超広角が800万画素となっています。3倍ペリスコープ望遠は偉いですが、800万画素の超広角はこの価格帯としては少し寂しいです。フロントカメラは5000万画素。

バッテリーは6500mAhと大容量で、90Wの有線急速充電に対応。S50 Pro miniは40Wのワイヤレス充電にも対応しているのに対し、S50は有線のみとなります。競合するXiaomi Civi 5 Proなどに比べても容量は大きいものの、重量も197gと軽くはありません。

本体色は白、青、紫、黒の4色展開。「Confession White」と呼ばれる白色モデルは模様入りの背面デザインを採用しており、差別化を図っているようです。カメラモジュールはiPhoneっぽい配置のデザインで、S50 Pro miniのPixelっぽいピル型の配置とは異なるアプローチです。
価格は12GB+256GBモデルが2999元(約6万6000円)、最上位の16GB+512GBモデルが3599元(約8万円)。発売は12月19日から。中国市場ではすでに予約受付が開始されています。
| OS | OriginOS 6 (Android 16ベース) |
|---|---|
| SoC | Qualcomm Snapdragon 8s Gen 3 |
| メモリ | 12/16GB |
| 容量 | 256/512GB |
| 画面 | 有機EL 6.59型 1260×2750 最大120Hzリフレッシュレート |
| カメラ | 5000万画素広角+5000万画素3倍光学望遠+800満画素超広角 |
| インカメラ | 5000万画素広角 |
| 電池 | 6500mAh 90W有線充電 |
| 寸法 | 157.5×74.3×7.6mm、197g |
| その他 | IP68/IP69防水防塵 |
























