
途上国でもAIスマホ!
TECNOが、スペイン・バルセロナで3月2日に開幕したMWC Barcelona 2026に合わせ、Google Cloudとの連携を深める方針を明らかにしました。Android Centralなどが伝えています。新興市場のユーザーに向けた「実用的なAI」の展開を加速する狙いで、AIアシスタント「Ella」の機能強化に加え、Camon 50シリーズをはじめとするAI重視の新製品群を順次披露する計画だそうです。
TECNOは2024年にAIビジョンを発表して以来、高価格帯のフラグシップ向けではなく、スマートフォンが主要な情報端末となるユーザーに役立つAI機能を届けることを重視してきたといいます。Google Cloudと協力してGeminiを活用し、ハウサ語やスワヒリ語、アラビア語方言などへの最適化を進める方針だそうです。
AIアシスタント「Ella」は当初の音声コマンド対応から進化し、天気情報に基づいた移動アラートのように、文脈に応じた提案ができるようになったとのことです。予測機能は基本的にオンデバイスで動作し、クラウドは必要な場合にのみ利用する仕組みでプライバシーにも配慮したとしています。
今後はGoogle Cloudとの連携を通じ、複数のアプリにまたがるタスク処理が可能なAIエージェントへと発展させる計画だといいます。
MWC 2026に合わせてCamon 50シリーズも披露する予定。Camon 50 Ultra 5GにはAIボタンを搭載し、Ellaへ素早くアクセスできるようにするといいます。
このほかMEGABOOKブランドのノートPCやAI機能を搭載したウェアラブル製品など、スマートフォン以外への展開も進めます。アップグレードした「OneLeap」でデバイス間をスムーズに連携できるようにする方針だそうです。
高価格帯の端末に集中しがちなAI競争の中で、新興市場のユーザーに焦点を当てたTECNOの「実用AI」路線がどこまで存在感を発揮できるか、気になるところです。




















