會原 
レノボ・ジャパンは、ポータブルゲーミングPCの新製品「Lenovo Legion Go S Gen 1」を日本国内向けに発表しました。発売日は2025年12月12日（金）を予定。本体カラーは「グレイシャーホワイト」一色。
本機は、気軽にゲームを楽しめる入門機との位置付け。競合の携帯ゲーミングPCに引けを取らない価格ライン辺りになる見込み。
最大の特徴はその携帯性にあり、コントローラーを本体一体型とすることで、8型ながらも重量を約740gに抑えています。人間工学に基づいたグリップデザインや軽量設計により、長時間のプレイでも疲れにくい快適性を追求したとしています。
ディスプレイには、8.0型のWUXGA（1920×1200）IPS液晶を搭載しています。リフレッシュレートは最大120Hzに対応し、sRGBカバー率は100%、輝度は500ニトを実現。
携帯ゲーミングPCはスピーカーの位置があんまり良くないことも多いですが、本機はスピーカーを本体前面にステレオ配置することで、迫力ある音響で楽しめるのもポイント。
処理性能を左右するプロセッサーには、AMDの「Ryzen Z2 Go」を採用。メインメモリは高速なLPDDR5Xの16GB、ストレージは512GBのPCIe Gen4 SSDを搭載しており、さらにmicroSDカードスロットを使用することで最大2TBまでの容量拡張にも対応。電池容量は55.5Wh。
冷却は背面の大きな吸気口から空気を取り込み、本体上部から排熱。専用ソフト「Legion Space」を使えば、手軽にハードウェア設定やゲームランチャーへのアクセスも可能。
左右のトリガーは深さを調整可能。FPSでは浅く、レースゲームでは深くといった具合に、ゲームジャンルに合わせてストロークを物理的に切り替えることができるのは嬉しい点ですね。
なお、新製品の発売を記念して、東京・秋葉原にて特別イベント「Lenovo Legion Gaming Pop-Up」が開催されることもあわせて発表。会場はLIFORK AKIHABARA IIで、期間は2025年12月22日（月）から12月28日（日）まで。会場ではLegion Go Sを含む最新シリーズの実機展示やタッチ＆トライが行われるそうなので、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
