Googleは、AndroidとChromeOSを統合し、新しいPC向けOSを2026年にも投入する見込みです。
これは、Qualcommが開催したイベント「Snapdragon Summit」において、GoogleでAndroidエコシステムを率いるSameer Samat氏が明らかにしたもので、The Vergeが伝えました。
Samat氏はQualcommの基調講演の最後に登壇し、この計画について、来年を非常に楽しみにしていると述べました。
Androidで進めているAIの進化をラップトップにもたらし、PCとAndroidエコシステム全体がシームレスに連携できるようにする機会だと説明しています。ChromeOSの体験はそのままに、その下にある技術をAndroidベースに再構築しているとのことです。
GoogleとQualcommが、この新しいOSでどのように協力しているかは明らかにされていません。しかし、Qualcommはスマートフォン向けプロセッサーだけでなく、PC向けの「Snapdragon X2 Elite」や「Elite Extreme」といったチップも発表しています。新しいPC向けAndroidは、これらのチップをターゲットにする可能性があると見られています。