Android 12には新しいデザイン言語の「Material You」が導入されていますが、Googleの新しいデザインの試みはさらに展開していきそうです。
9To5Googleによると、今後数週間のうちにChrome OSの開発版であるChrome OS Canaryに「Dynamic Color」が登場するとのこと。同機能は、デバイスの壁紙より色を自動的に取得、デバイス全体で統一感のある色調を実現するものです。
現在、Chrome OSのフラグにはカラーミキサーよりデバイスの色とテーマを反映する機能が追加されているものの、壁紙から自動的に色を選択する機能はまだ登場していないものとみられます。それでもカスタマイズ可能な色は多岐にわたっており、システム全体でDynamic Colorを使用することを意図しているのは明らかであるとのこと。
Chrome OSは「Material Theming」と呼ばれる以前のデザインを用いていますが、そのうちAndroidと同じMaterial Youを採用することは既定路線とみてよさそう。
個人的にはAndroid 12のMaterial Youデザインはかなり好みであるため、Android以外へのデバイスの展開に期待したいところです。