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iPhone Air分解。極薄なのに修理しやすい驚きの内部が明らかに

 アップルの新型スマートフォン「iPhone Air」の分解レポートを、修理専門家集団iFixitが公開しました。その結果、大変な修理のしやすさと、尖った内部構造が明らかになりました。

 その修理のしやすさ、10点満点中7点。iFixitによると、その秘訣は、ロジックボードをバッテリーの上部に再配置し、内部部品の重なりをなくし、フラットな構造を実現した巧みな内部設計にあるそうです。これにより各部品へのアクセスが格段に容易に。

Appleらしい素晴らしいエンジニアリングではあるものの、「部品はカメラ突起部、他は電池!」みたいな言説はちょっと盛りすぎかも

 ディスプレイと背面ガラスは接着剤で固定され、特殊なペンタローブネジも引き続き採用されているものの、それらさえクリアすれば簡単に分解。特にバッテリー交換の容易さは画期的で、特定の電圧をかけると接着力が弱まる特殊な「電気的に剥離する接着剤」で、危険な工具でこじ開けることなく、安全かつ迅速にバッテリーを取り外すことを可能にしているのだとか。

 なお、内蔵バッテリーは、アップルがiPhone Airと同時に発表した「MagSafeバッテリーアクセサリー」と全く同じバッテリーが搭載されていたそうです。もし本体のバッテリーが劣化した際には、99ドルで販売されているアクセサリーを購入し、そのバッテリーを移植するという、おもしろ交換手段が存在すること。

 そのほか、故障しやすいUSB-Cポートが交換可能なモジュール式になっているなど、単なる薄型化だけではない、修理しやすさを犠牲にしない巧みなエンジニアリングが伺えます。

情報元iFixit
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