
Googleが、AppleのAirDropへのAndroid Quick Shareの対応を発表しました。
これを受けて、NothingのCEOであるCarl Pei氏がXで、「AirDropがついにAndroidでも使えるようになりました!(AirDrop is now compatible with Android!)」「この機能をできるだけ早くNothing Phoneにも対応させる方法を、すでに探っています。(We’re already exploring how to bring this to Nothing phones as soon as we can.)」と投稿。Nothing Phoneをこの機能に早期に対応させていく方針を示唆しました。

今回の流れの主役は、Googleのワイヤレス共有機能「Quick Share」です。Androidのうち、まずはPixel 10シリーズから、Quick ShareでAirDrop対応のiPhoneやiPad、Macに直接データを送れる新機能を提供開始。送信時は、受け取る側のAppleデバイスでAirDropの受信設定を「10分間だけ全員から」を選んでもらうと、Android側からの転送が通常のAirDropリクエストとして表示され、そのまま受け渡しできる仕組みです。
Pei氏の投稿は、現時点で、どの機種がいつ対応するかといった具体的なスケジュールや、必要なソフトウェアアップデートの内容などは明らかにされていませんが、Nothing OSにおける対応は確実なものとみられます。
Nothingは、個性的なデザインや独自の「Glyphインターフェース」で知られるブランドで、Appleへのリスペクトが製品に見られます。Nothingは2023年に「Nothing Chats」というアプリを発表して、Nothing端末からiMessageを使えるように計画していましたが、暗号化不備を含む重大なセキュリティ問題が判明し、正式なローンチには至りませんでした。今回はAndroidの仕組みを使うので順当に期待できそうですね。
AirDrop is now compatible with Android! This is the kind of progress we need to see.
We’re already exploring how to bring this to Nothing phones as soon as we can. pic.twitter.com/dg9llVPA2I
— Carl Pei (@getpeid) November 20, 2025

















