
Googleは、Android搭載端末向けのファイル共有機能「Quick Share」について、共有リンクやQRコードを用いてクラウドストレージ経由でファイルを共有できる機能を、順次Quick Shareに対応する全てのAndroid端末へ展開すると発表しました。
共有リンクによるファイル共有機能は、端末間でBluetoothやWi-Fi Direct等を通じて直接通信をするのではなく、専用のクラウドストレージを経由することで間接的にファイルをやり取りできるもの。Quick Shareの共有画面上で、24時間有効な共有リンク・QRコードを発行することができます。
この共有リンクによるファイル共有機能は、もともとGalaxyシリーズでのみ利用可能であり、Samsungが独自に提供していたもの。ファイルの受け取りはiOS搭載端末からも可能で、Android端末からiPhoneへ、外部アプリやAirDropを用いずにファイルを送信することができるようになります。
Googleは同時に、Quick Shareを用いてAirDrop対応のApple製端末と直接ファイル共有できる端末のリストも更新しています。今後のアップデートによって同機能に対応する予定の端末は以下のとおりです。
- Google Pixel 8a
- Galaxy S24シリーズ
- Galaxy S25シリーズ
- Galaxy Z Trifold
- Galaxy Z Fold7
- Galaxy Z Flip7
- Galaxy Z Fold6
- Galaxy Z Flip6
- OPPO Find X8/X8 Pro
- OPPO Find N6
- OnePlus 15
- Honor Magic V6
- Honor Magic 8 Pro
対応予定端末の一覧からもわかるように、Googleはすべての端末でAirDropとの直接的な互換性を持たせる方針ではないようです。一方で、間接的にiOSへファイル共有できる機能も用意していることを踏まえると、全端末でAirDrop互換に対応できない背景には、技術的な制約があると考えられます。
米国のアナリストであるMax Weinbach氏は、自身のXで「この機能をサポートするには、チップセットレベルでのネットワーク調整が必要」と述べ、すべてのデバイスが対応するわけではないと指摘しています。特にミドルレンジやローエンド端末では、今後も対応が難しい可能性がある一方、高性能なSoCを搭載した一部の旧型フラッグシップ端末については、サポートされる見込みがあるようです。


















































