Androidの「AirDrop」的機能に、業界再編?
iPhoneユーザーどうしでファイルを共有するにはAirDrop一択ですが、AndroidはGoogle製の「Nearby Share」だけでなく、XiaomiのShareMeやOPPOのOPPO Shareなど、メーカーごとに独自のファイル共有サービスを有しており、かなり複雑になっています。
そんななか、なんとNearby Shareのブランド名が変更され、事実上のサービスの吸収が行われるかもしれないようです。Android Authorityが伝えました。
X(Twitter)にてkamila wojciechowska氏が投稿した内容によれば、Google Play Servicesバージョン 23.50.13へアップデートした際に、「Nearby ShareはQuick Shareになりました」とするスクリーンショットが出てきたとのこと。
このQuick Shareという名称は、すでに設定画面や設定タイルなどでも反映されているようです。
また気になるのが変更後の名前。Quick ShareはSamsungのファイル共有サービスであり、GoogleとSamsungのサービスが統合されるか、そうでなくても相互運用ができるようになる可能性があります。
この場合、恩恵が得られるのは主にGalaxyユーザーということになるのでしょうか。Galaxyユーザーが選択できるファイル共有サービスは「Quick Share」の1つのみになるため、Androidユーザーとの共有で迷うことはなくなります。
実際に合併やブランド変更などが行われるのであれば、毎年1~2月のGalaxy Unpackedか、同じく来年頭のCES 2024にて発表が行われそうです。
個人的には、Nearby Shareの接続性の悪さに不満を感じているので、仮にこれで接続性が安定するようであれば、この変更は大いに歓迎したいところです。