ゲーム時のGPU処理性能や発熱の問題が取り沙汰されているGoogle Pixel 10ですが、ゲームタイトル側からの動向がありました。
HoYoverseの人気ゲーム「原神(Genshin Impact)」が、Android向けの対応可能デバイスと推奨スペックを更新しています。
Androidの推奨要件は「Snapdragon 855/Dimensity 1000/Kirin 980以上」「RAM 6GB以上」「Android 12以上」となっています。
また、最低要件(対応可能デバイス)は「RAM 4GB以上」「Android 10以上」「非PowerVR GPU」。スペックが低い場合はインストールできない、ゲームが起動しない、ゲーム画面がブラックアウト、ゲームがクラッシュするなどの不具合が生じ得るとしています。
問題なのは、最低要件に「非PowerVR GPU」と明記された点。PowerVR GPUは対応不可能デバイスとなるため、Googleの最新Pixelスマートフォンは対応不可能に。
最新の「Luna Ⅰ」バージョンアップでも確認できますが、8月には既に対象外となっていたようです。
Tensor G5はGPUをPowerVR系へ変更しています。Tensor G5を搭載するPixel 10、Pixel 10 Pro、Pixel 10 Pro XLのほか、2025年10月9日発売予定の最新機種Pixel 10 Pro Foldも該当します。つまりこれらの端末は動作保証対象外デバイスです。
ゲームをする人が高性能なスマートフォンをお探しの場合、Pixel以外から選択するのが無難と言えそうです。