Dellが先日開発を開始したとされる、コードネーム「Banshee」の新しいノートパソコンに関して、同デバイスがChrome OS搭載のXPSシリーズである可能性があると、Chrome Unboxedが伝えました。
この情報によりますと、Chrome Unboxedが発見した「Banshee」に関する情報のうちのいくつかに、Chromebookに紐づけられた情報があったとのこと。また、Intelの第12世代Alder Lakeプロセッサーを搭載することから、高性能なXPSシリーズのChromebookモデルが発売される可能性があるようです。
Chrome Unboxedは、まだ確実な証拠はないことを明確に示した上で、現在Dellが開発中と明らかになっている他の法人向けChromebookとは別に、個人向けハイエンドChromebookも開発している可能性が高いとしています。
DellのXPSシリーズは、デザイン性とスペックの高さから、ノートパソコン市場でも多くの人気を集めています。Dellが2015年に発表した「XPS 13」の額縁狭ディスプレイに代表されるように、Dellは現在のノートパソコン市場におけるトレンドの多くの先駆者のひとりとも言えます。
CES2022では、タッチパッドとパームレスト部が一体になり境界線が無くなった、最新の「XPS 13 Plus」を発表しており、その先進的なデザインから、世界中の注目を集めています。
Chromebookは、値段が手頃な点や、年を経るごとに利用できる機能が着実に増えていることを背景に、日本国内だけでなく海外でもシェアが増加。それに伴い、新たなChrome OS搭載ノートパソコンを発表する企業も増加しており、ユーザーの選択肢が増えつつあります。
Dellもこれに乗じた形で、新たなハイエンドChromebookを世に送り出すのでしょうか。今後の情報に注目したいところです。