
月額会員、使い放題が消える……。
ドコモ・バイクシェアは2026年3月3日、5月1日からサービスブランドを「NOLL(ノル)」へ刷新すると発表しました。新しい料金体系と新型車両は、まず東京広域・横浜・大阪・広島などの対象エリアから導入し、順次全国へ広げていく予定だそうです(川崎は5月1日時点で新型車両未導入)。東京広域の1回利用を例にとると、従来の30分165円から10分99円の課金に変わり、30分換算で297円と約1.8倍になります。
新ブランド名「NOLL」は、日本語の「乗る」とスウェーデン語で「ゼロ」を意味する言葉を掛け合わせたものだといいます。
料金体系は1回利用はこれまで東京広域で165円/30分でしたが、リニューアル後は10分単位の従量制に移行します。従来車両が99円/10分、新型車両が120円/10分で、30分だと従来車両297円、新型車両360円。いずれも旧料金より上がる計算です。
月額プラン3300円の価格は据え置くものの、これまでの「1カ月使い放題」が「月30回まで」に改悪。1回30分を超えた分と31回目以降は、車両の種類を問わず99円/10分が加算される仕組みです。通勤・通学で月20日間の往復に使うと利用回数は40回に達し、月30回の上限を10回超えます。超過分を1回30分ずつ利用した場合、追加料金は2970円。月額と合わせると計6270円にまで膨らむ計算です。
観光などまとまった時間の利用向けには「時間制パス」を新たに用意しています。3時間/6時間/12時間の3種で、東京広域・八丈島・川崎・横浜・大阪・奈良・広島から開始し、順次全国展開するそうです。料金は東京広域・横浜・大阪・川崎が3時間900円、6時間1500円。広島は3時間600円、6時間1000円。12時間パスは共通で2500円です。3時間・6時間パスはアプリで購入でき、12時間パスはコンビニや窓口での購入になるとのことです。なお、これまであった1日パスは廃止されます(東京広域ではスマホ連携1650円、専用カード2200円だったそうです)。
新型車両は前後にノーパンクタイヤを採用し、パンクのリスクを減らしています。バッテリー容量は従来モデルの約1.7倍で、航続距離は約100kmを想定しているそうです。新型車両はまず東京・横浜・大阪・広島で導入し、順次全国へ広げる方針です。
アプリは5月1日にアップデートし、名称も「ノル」へ変わる予定です。dアカウントやAppleアカウント、Googleアカウントとの連携で登録を簡略化するほか、車両のQRコード読み取りによる施錠・解錠にも対応するそうです。特定小型原動機付自転車モデルの商用化も年内に予定しているとのことです。
料金改定の恩恵を受けやすいのは短時間利用のライトユーザーで、ヘビーユーザーには厳しい改定になりそうです。




















