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反AIがサム・アルトマン宅に火炎瓶テロ。2日後には別の銃撃も、再び自宅に

 火炎瓶の次は銃弾。

 連続で同じ家が2度標的に。OpenAI CEOのSam Altman(サム・アルトマン)の自宅で、火炎瓶事件に続き、発砲があったとみられる2件目の事件が起きました。SF Standardなどが伝えています。

 最初の事件は4月10日午前3時40分ごろ。サンフランシスコのロシアンヒル地区にあるAltmanの自宅に、20歳のDaniel Alejandro Moreno-Gama容疑者が火炎瓶(モロトフ・カクテル)を投げつけました。火炎瓶は金属製の門扉に当たり、警備員がすぐに消火。幸い、けが人は出ていません。

 その後、Moreno-Gama容疑者は約5km離れたOpenAI本社にも現れ、建物を燃やすと脅迫。駆けつけた警察に逮捕されました。容疑は殺人未遂、放火、焼夷装置の所持・製造などです。

 で、ここからがちょっと背筋が寒くなる話なんですが。そのわずか2日後の4月12日未明、今度は別の人物がAltmanの自宅に向けて発砲したとみられる事件も起きています。

 SF Standardによると、ホンダのセダンが自宅前に停車し、助手席の人物が窓から手を出して発砲。監視カメラがナンバープレートを捉えており、Amanda Tom容疑者(25歳)とMuhamad Tarik Hussein容疑者(23歳)の2人が逮捕されました。SFPDによると、2人は銃器過失発射容疑で収監され、捜索で銃器3丁が押収されています。なお、こちらも負傷者はいませんでした。

 最初の襲撃犯であるMoreno-Gama容疑者の動機は、どうやら「AIが人類を滅ぼす」という恐怖だった可能性が高そうです。The Decoderによると、Moreno-Gama容疑者はAI開発の一時停止を求める「PauseAI」運動のDiscordサーバーに参加しており、ユーザー名は「Butlerian Jihadist」でした。これはSF小説「デューン」に由来します。AI開発が進めば人類が征服やジェノサイドに直面しかねないと述べていました。2025年12月には「もう真夜中に近い、実際に行動する時だ」と投稿し、モデレーターから警告を受けています。なお、事件後にアカウントのBANが行われたそうです。

 一方、PauseAIは事件後に声明を出し、同容疑者は公開Discordサーバーに約2年前に参加し、34件投稿しており、運動内の役割やイベント参加はなかったとPauseAIは主張。暴力を強く非難すると表明しています。「Stop AI」も同様に、自分たちの関係者による犯行ではないと表明しました。今のところ反AI個人の思想動機型テロが発生したと言えますが、団体の行動ではありません。また、自宅発砲の2人の動機はまだ判明していません。

 そういえば、Altmanの自宅が狙われる4日前の4月6日には、米インディアナポリスの市郡議会議員Ron Gibson氏の自宅にも13発の銃弾が撃ち込まれています。玄関には「No Data Centers(データセンターはいらない)」と手書きのメモが残されていました。Gibson氏はデータセンター計画を支持していた人物です。

 AIの未来を議論すること自体は健全ですが、火炎瓶や銃弾を用いるべきではありません。

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