中国メーカーXiaomi(シャオミィ:小米科技)は、2015年2月12日、米サンフランシスコにてイベントを開催します。
そこで何を発表するのか、具体的な内容は明らかにされていません。Xiaomiは今年、「RedMi 2」や「RedMi Note Pro」といったデバイスを発表していますし、薄型のフラッグシップモデル「Mi4s」を開発中とされていますが、これらを引っ提げて北米市場に参入しようとでも言うのでしょうか?
XiaomiのCEOである雷軍(Lei Jun)氏は、Appleのスティーブ・ジョブス氏に憧れ、そのスタイルや経営手法を模倣していると言われます。XIaomiは「東洋のApple」との異名で呼ばれ、同社製品はApple製品に似ていると指摘されることもしばしば。模倣は最大の賞賛とも言いますけどね。
しかし初代iMacやiOSのフラットデザインを担当してきた、Appleのインダストリアルデザイングループ担当上級副社長ジョナサン・アイヴ氏は、昨年のNew Establishment Summitで、Xiaomi製品のデザインについて、「賞賛ではなく、窃盗と捉えている」とのコメントを残しているのです。
サンフランシスコといえばカリフォルニア州の北部であり、まさにAppleの目と鼻の先。もしXiaomi製品が北米市場に投入された場合、そのハードウェア・ソフトウェアの意匠を巡り、Appleとの裁判沙汰も想定されます。一体サンフランシスコで何が発表されるのか、続報を待ちたいところです。