メルカリは9月7日、シェアサイクル事業「メルチャリ」を2018年初頭にも開始できるよう検討を重ねていると発表しました。子会社ソウゾウを通じて運営するそうです。
シェアサイクルは今注目されている先進的なサービスで、中国の都市部を中心に流行しています。
街中に乗り捨てられた自転車はIoT化されており、GPSやQRコードが取り付けられています。QRコードをスマートフォンで読み取り、解錠。目的地まで乗り終えたら鍵をロックすると、時間分だけスマートフォン側で課金が完了。スマートフォンのアプリ画面には走行距離、課金額、消費カロリーが表示されているというわけ。とってもスマート。
そんな中国で急成長したシェアサイクル大手「ofo」「Mobile」が、日本国内でも今年からサービスを開始しています。国内では条例もあり、中国のように膨大な量の自転車が乗り捨てされてしまう状況にはならないようなペースでサービス展開がじわじわと行われている状況。そこにメルカリが参入しようと表明したのが昨日の話。
そして本日、DMMがシェアサイクル「DMM sharebike(仮)」の参入を検討していると発表。
事業展開にあたり、協力してもらえる自治体・企業のパートナーを募集するとしています。
世界的に拡大するシェアリングエコノミー市場。特にシェアサイクルは、日本の都市部の地下鉄の劣悪な通勤事情を少しでも緩和しそうな予感もあり、期待したいところです。