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MacBook Neoに対抗?Microsoftが米国の学生向けに「Microsoft College Offer」キャンペーンを開始

 Microsoftは、米国の大学生向けに、新たな販売キャンペーンとして「Microsoft College Offer」を開始しました。
 このプログラムは、対象のWindows 11 PCを購入した学生に対し、Microsoft 365 Premium 1年分とXbox Game Pass Ultimate 1年分、さらにカスタム仕様のXbox Wireless Controllerを無償で提供するものです。2026年4月15日より開始しており、同年6月30日まで継続して実施されるとのこと。
 キャンペーンの対象となるのは米国の大学生で、大学から付与されるメールアドレスによる認証を実施することで特典を得る事ができます。対象メーカーには、Microsoftが販売するSurfaceシリーズの他に、Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovoの製品も含まれています。購入先もMicrosoft Storeだけに限定されておらず、AmazonやBest Buy、Walmartなどからの購入も対象とのこと。
 The Vergeは、今回のキャンペーンについて、Microsoftが例年実施する新学期施策としては時期がかなり早いと指摘し、9to5MacもAppleの低価格モデル「MacBook Neo」を意識した対抗策ではないかと予測しています。
 アメリカの大学は、多くが秋学期スタート。授業開始は8月下旬から9月上旬が一般的です。日本でAppleが1月から4月にかけて学生向けキャンペーンを打つように、アメリカでも9月の1~2ヶ月前にキャンペーンが行われる事がほとんどです。つまり、4月中旬の段階で新学期向け施策を打つのは、時期的にはかなり早い事がわかります。
 米国向けのMacBook Neoは、通常販売価格で599ドル、学生向け価格は499ドルから。円安の影響もあれど、日本国内向けでも9万9800円で新品のMacBookが買えるのはかなり安価。ドル建てで販売されている価格を見ると、MacBook Neoが品質の割に破格の安さであることがさらにわかります。
 価格面でも性能面でも、他のエントリーWindows PC陣営にとって最大のライバルとなっているのは間違いなく、Microsoftも何とかして対学生に不利な状況から脱したい模様。
 特典の内訳を見ると、単なる値引きではなく、サブスクリプションと周辺アクセサリーをまとめて付ける形です。Microsoft 365 Premiumでは、デスクトップ版のWordやExcel、PowerPointに加え、より多くの機能が利用できるCopilotを提供。さらに、Xbox Game Pass Ultimateによるクラウドゲーミングやゲーム特典を追加することで、勉強と娯楽の両方を1台で賄える点を前面に出しています。学生向けPCを「学業用」だけでなく、「普段使い」や「ゲーム用途」まで含めた総合提案として売り込む狙いがありそうです。
 なお、この特典の利用は、Microsoft 365 PremiumとXbox Game Pass Ultimateどちらも今まで加入した事がないことが条件。すでにいずれかのサービスを契約したことがあるユーザーは対象外となっています。また、Microsoft 365 Premiumに関しては、学校経由でライセンスが付与される場合もあり、誰にとっても額面どおりのお得感があるわけではありません。
 今回の施策は、本体価格そのものを大きく下げるというより、ソフトと特典を積み上げてUXを高めるアプローチです。ハード単体の魅力でMacBook Neoに正面からぶつかるというより、Windows PCならではの選択肢の広さやゲームとの親和性を使って差別化したい考えとも捉えられます。一方で、本格的にゲームをするのであれば、MacBook Neoに対抗できる価格帯のWindows PCでは非力すぎる気もします。筆者としては、今回の施策にはミスマッチ感を感じています……。
情報元The Verge
経由9to5Mac
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