Insider Gamingが10月6日、マイクロソフトの「Xbox」自社開発ハンドヘルドが、AMDが専用SoCの開発条件として求めた最小発注数量を満たせず、中止になったと伝えました。
出所はAMD関連の情報で知られるKeplerL2氏の掲示板投稿で、同氏の説明を基にWccftechなども「最小1000万台規模のコミットをAMDが要求した」と伝えています。
一方でWindows CentralのJez Corden氏は、この「1000万台要求が理由で中止」との見立てを、事実ではないと否定。さらに記事でマイクロソフトの声明を紹介。Xboxが設計/開発/製造する将来の自社ハードに積極投資しているとのマイクロソフトは述べており、次世代ハードの計画自体はまだ継続しているものと考えられます。
Microsoft全面協力でASUSがXboxブランド携帯機をリリース、ソフトウェア面でのWindows機におけるゲーム体験の改善を図っている状況なので、これが上手く行けばゆくゆくは……という流れは自然にも思えるので、まだまだ計画を全面的にやめてしまう段階には早すぎるように感じます。今後の続報を注意深く見守りたいところです。