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【朗報】M5 Max初ベンチマークでM3 Ultra超えの衝撃スコア

 18コアが32コアに勝った。

 Appleが3月11日に発売するMacBook Pro向けの新チップ「M5 Max」について、初となるGeekbench 6ベンチマーク結果が登場しました。MacRumorsが伝えています。

 16型MacBook Proに搭載されたM5 Maxは、Geekbench 6のCPUテストでシングルコア4268、マルチコア2万9233を記録しました。M5 MaxのCPUは18コア構成で、スーパーコア6基とパフォーマンスコア12基から成ります。製造プロセスは第3世代3nmで、Fusion Architectureと呼ばれる2ダイ構成を採用しています。

 前世代との比較も見えてきました。Geekbenchの平均値ベースでM4 Max(16コア)はシングルコア3915、マルチコア2万5702を記録しており、M5 Maxはそれぞれ約9%、約13.7%上回ります。順当な進化幅ですが、デスクトップ向け最上位チップとの比較がさらに興味深いのだとか。

 GeekbenchのMac Benchmarksによると、Mac StudioのM3 Ultra(32コアCPU)のマルチコアスコアは2万7726で、M5 Maxは約5%上回りました。コア数はM3 Ultraの32に対しM5 Maxは18。少なくとも今回の初回Geekbench 6結果では、ノート向けチップが前世代のデスクトップ最上位を超えた格好です。もっとも、これは未確認の単一ベンチマーク結果であり、今後サンプルが増えると差は動く可能性があるといいます。

 「2ダイ構成」とは、チップを2枚くっつけて1つにする仕組みのことです。ふつうチップは1枚の半導体で作りますが、高性能にしようとすると1枚では収まりきらない。そこで2枚を超高速の接続で繋いで、OSからは1つのチップに見えるようにしたのがこの方式です。M3 UltraもM2 Maxを2枚貼り合わせた構成だったので、Apple Siliconではおなじみの手法になりつつあります。

 M5 Maxの40コアGPUは、Apple公称でM4 Max比最大20%のグラフィックス性能向上、レイトレーシングでは最大30%の向上をうたいます。ただしGeekbench Metalの実測スコアは21万8772と23万2718で、MacRumorsによると上位M3 Ultra(80コアGPU版)の平均Metalスコア24万5053には届いていません。

 M5 Maxは最大128GBのユニファイドメモリに対応し、メモリ帯域幅は最大614GB/sです。16コアのNeural Engineを搭載するほか、Appleによれば、GPU各コアのNeural Acceleratorと高いメモリ帯域幅により、AI向けのピークGPU演算性能はM4 Max比で4倍超、M1 Max比で6倍超に達するとのことです。

 ノート向けチップがデスクトップ最上位に迫る展開は珍しく、M5 Maxの仕上がりはかなり強力に見えます。M5 Ultraが登場した場合にどこまで性能が伸びるのか、Mac StudioやMac Proの次期モデルを待つユーザーには気になる流れになりそうです。

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