Microsoftは、9月22日(日本時間)に行われていたイベントにおいて、Surfaceブランドとしては安価で薄型軽量なクラムシェル型ノートPCの「Surface Laptop Go 3」を発表しました。日本市場でも取り扱われ、10月3日に販売開始予定。
Surface Laptop Goは初代・2代目とも12.4インチのPixelSenseディスプレイを搭載しており、今世代もこれを継承します。もちろん、10点タッチにも対応しています。
ディスプレイのアスペクト比は3:2で、iPadなどに近い形状。近年はタブレットやノートPCにて、縦スクロール形式のアプリの表示領域を拡大する目的で16:9よりも短辺が長いディスプレイを採用するのがトレンドですが、Surfaceはかなり前からこのアスペクト比を使っていました。
搭載するCPUはCore i5-1235U。第12世代Coreシリーズは高性能チップと電力効率に優れたチップを混載し、11世代以前から飛躍的な性能向上を果たしています。なお、Core i5-1035G1を搭載した初代Laptop Goと比べて、性能は88%向上したとのこと。メモリはLPDDR5の8GB/16GB。
日本市場ではストレージは256GBのみで、一部市場では512GBも用意されるようですが、いずれも着脱が可能な仕様となっており、足りなければ容量を増やすことも可能です。近年では薄型軽量化を理由にメモリやストレージの拡張性が皆無なPCが非常に多いため、ここは魅力的です。
本体重量は1.13Kgと、ディスプレイの小柄さも相まってかなり軽め。バッテリー駆動時間が先代より1.5時間伸び、最大15時間動作するとアピールしています。本体色は変わらずプラチナ・アイスブルー・セージ・サンドストーンの4色です。
価格は最も安価なモデルで14万2780円。同じ構成同士で比較すると、Laptop Go 2のメモリ8GB/ストレージ256GBモデルが12万2780円であるため、2万円ほど値上がりしていることになります。
Surface Laptop Go 3 | Surface Laptop Go 2 | |
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CPU | 第12世代Core i5-1235U | 第11世代Core i5-1135G7 |
メモリ | 8/16GB | 4/8GB |
ストレージ | 256GB 512GB(日本で取り扱いなし) |
128/256GB |
画面 | 12.4インチPixelSenseディスプレイ,1536×1024(148PPI),3:2,10点マルチタッチ | |
カメラ | 720p HD f2.0 フロントカメラ | |
ポート | USB-C × 1,USB-A x 1,3.5 mm ヘッドホン ジャック,Surface Connect ポート x 1 | |
電池 | 41Wh | 41Wh |
寸法 | 278×206×15.7mm, 1130g | 278.2mm × 206.2mm × 15.7mm, 1127g |
カラー | セージ,プラチナ,アイスブルー,サンドストーン | |
付属品 | 39W 電源アダプター他 | |
その他 | Wi-Fi 6(802.11ax対応),Bluetooth 5.1,Windows 11 Home,Office Home & Business 2021 |