まもなく登場するとされているAppleの次期MR HMD「Vision Pro 2」は、現行モデルといったい何が違うのか?米メディアの9to5Macが、これまでの噂を改めてまとめています。
それによると、現行モデルから主に3つの点でアップグレードされるとのこと。
1つ目は、搭載チップの性能向上です。現行のVision ProはM2チップを搭載していますが、Vision Pro 2ではM4またはM5チップが採用されると見られています。これが事実であれば、処理性能は少なくとも2世代、場合によっては3世代向上する可能性があります。
2つ目は、より快適な新しいヘッドストラップの採用です。現行モデルで指摘されている重量感を軽減し、首への負担や頭痛を和らげるために設計された新しいストラップが登場するとのことです。記事によれば、本体そのものが軽量化されるモデルは2027年まで登場しないと予測されています。
3つ目は、ニューラルエンジンのアップグレードです。人工知能(AI)タスクを処理するニューラルエンジンのコア数を増やした、特別なカスタムビルドのチップがテストされていると報じられています。これにより、複雑な仮想環境におけるリアルタイムの画像処理や、アプリケーションの性能が向上することが期待されます。
9to5Macは、Vision Pro 2は主にスペックを向上させるアップデートになるだろうとしながらも、特に新しいストラップは既存のVision Proユーザーにとっても別途購入可能なアクセサリーとして提供されることで、体験を大きく改善する可能性があると指摘しています。
筆者もVision Proユーザーなので、同時に登場するであろう新型ストラップを購入するつもりです。