Pixel向けの先行実験版ソフトウェア「Android Canary 2609」において、ロック画面から通信設定を変更する際に認証を求める機能が見つかりました。9to5Googleが、配信されたビルドの実機確認に基づいて伝えています。
新設定の名称は「Require unlock for Quick Settings」です。有効にすると、Wi-Fi、Bluetooth、モバイルデータ、機内モードのタイルを操作する際、指紋認証やPINによるロック解除を求められます。
クイック設定パネル自体は画面ロック中も開くことができ、懐中電灯や画面回転、ダークテーマなどは認証なしでそのまま操作可能です。設定項目は「設定」の「ディスプレイとタッチ」内にある「ロック画面」に用意されており、初期状態では無効に設定されています。
この設定を有効にしておくことで、第三者がロック画面のクイック設定から通信を切断する操作を防げるようです。
Canary 2609のビルド番号は「ZP11.260821.010」。配信対象にはPixel 6a、Pixel 7/8/9/10シリーズの対応機種、Pixel Fold、Pixel Tabletなどが含まれます。Googleの配信告知では、Pixel 9aへのOTA配信は後日行われ、Pixel 11シリーズへの対応は次回のCanaryリリースからになると案内されています。
なお、Canaryは開発中のAPIや動作変更を試すための実験版です。Googleはメイン端末や唯一の端末での利用に適さないと説明しており、また、Canaryの機能が安定版に採用されるとは限りません。今回の認証設定についても、安定版への導入時期は示されていません。
クイック設定からの第三者による通信切断を制限する制御は、日常の安心感を大きく高めてくれそうです。実験版だけで終わらせず、正式な安定版へ引き継がれるのか、注目です。












