
アクションボタンは、2023年のiPhone 15 Proで消音スイッチに代わって登場しました。消音の切り替えだけでなく、フラッシュライトやショートカットなど好きな機能を割り当てられるボタンで、現行のiPhone 18 Proにも搭載されています。
ところが、そのアクションボタンが登場から4年で姿を消すかもしれません。Weiboの投稿者「刹那数码」(英語圏の媒体ではInstant Digitalの名で紹介)は11月6日、来年後半の新型iPhoneからアクションボタンがなくなり、機能はカメラコントロールの長押しへ移ると投稿しました。
投稿は短く、「AppleのAction Button、つまり消音キーは、来年後半の新型iPhoneから正式に退場する。カメラボタンと統合される。1回押せばカメラに入り、長押しでAction Buttonの操作になる」というもの。
続けて、「聞き間違えないように。なくなるのは消音キーで、カメラキーではない」と念を押しています。

画像出典:刹那数码のWeibo投稿
投稿には「新型iPhone」とあるだけで、機種名は出てきません。そのため受け止め方も媒体で分かれており、9to5Macは来年のiPhone Proの話として、Notebookcheckは20周年モデル「iPhone 20」の話として紹介しています。
2027年はiPhoneの20周年にあたり、9to5Macによると、新しいiPhone Proには四辺が湾曲した画面の噂もあります。
一方、iDrop Newsの見方では、2027年上半期に出るとみられるiPhone 18とiPhone 18eは対象になりません。
Appleの使い方ガイドによると、アクションボタンは長押しで割り当てた機能を実行するもので、既定は消音モードの切り替え。ほかに集中モード、カメラ、フラッシュライト、ボイスメモ、翻訳、ショートカットなどを選べます。
カメラコントロールは、2024年のiPhone 16シリーズで加わったボタン。Appleの案内によると、クリックでカメラが起動し、写真モードならもう一度クリックすれば写真、クリックしたまま押し続ければ動画を撮影できます。

iPhone 16のカメラコントロール
加えて、対応機種ではカメラコントロールの長押しでビジュアルインテリジェンス(カメラに映したものを調べるAI機能)も呼び出せるため、長押しにはすでに役割があります。
しかし、Siri AIがあればカメラアプリの「Siri」からも使えるようになっており、MacDailyNewsによると、長押しを別の機能へ回せる可能性があります。
10月23日に発売された折りたたみのiPhone Duoは、カメラコントロールを備える一方でアクションボタンがなく、消音の切り替えはコントロールセンターなどで行います。9to5Macは、2つのボタンを統合する流れが次のiPhone Duoなど今後の機種にも及ぶとみています。
しかし、逆向きの話も出ています。BloombergのMark Gurman記者は10月22日のポッドキャスト「Power On」で、AppleがiPhone Duo 2に向けてアクションボタンを社内でテストしたと聞いている、と話しました。
iDrop Newsによると、今回の話は当たり外れのある投稿者1人の予測にすぎず、現時点でうのみにはできないものの、ありそうな話ではあります。
その理由として、AppleがiPhone Duoでアクションボタンではなくカメラコントロールを選んだことや、ボタンを減らせば設計が簡素になり製造コストも下がる点が挙げられています。
また、電源ボタン、音量ボタン、カメラコントロールを振動で押した感触を再現する方式にしてフレームと段差なく収める噂もあり、アクションボタンの統合は省スペースと継ぎ目のないデザインのためという見方です。
アクションボタンのありがたさは、画面を見なくても押せて、割り当てた1つの仕事だけをしてくれる単純さ。筆者もAIなどを割り当てて便利に使っており、できれば残して欲しいボタンです。アクションボタンを残した上でカメラ制御ボタンが残ってくれる方が割り当てられるアプリが増えるので嬉しいです。











