僕がXPERIA NXからacro HDに買い換えた理由。

掲載日時: 2012/03/18(日) 15:08

 XPERIA NX SO-02Dを発売直後にノリで買ったわけですが、結局acroHDも出たらすぐ買っちゃいました。ノリで乗り換え。てへぺろ。

XPERIA NXが精神衛生に悪いから

 やっぱりでかくて、滑りやすくて、持ちづらいの三重苦が揃っているからです。

 もし僕の手がもう少し大きかったら…と思います。ほんと、両手前提なら全く問題ないんですけどね。指を電源ボタンやバックキーに伸ばそうとすると、僕の片手ではちょっと辛いです。

 電車で吊革に捕まって、あるいは片手に鞄を持って…という時に、どうしても苦痛になります。それを解消するにはなんらかのストラップが必須となります。

 さらにジャケットも必要ですね。フローティングプリズム部分の耐久性が気になりますし、NXのホワイトは汚れや傷に弱いですし。落としたら、ぶつけたら…と思うと、気持よく使えないんですよね…

 あとフローティングプリズムの上にあるバック、ホーム、メニューも非常に押しづらい。本当に使いづらいと感じます。さらにフローティングプリズム部分にバック、ホーム、メニューが印字されているのに、そこ自体はボタンとして反応しません。単なる飾りなんですよね。(後述しますが、XPERIA Pでは違います)

 XPERIAシリーズはデザインがいいから買い続けているのであって、XPERIA arcXPERIA rayはデザインのためにジャケットは極力付けることを避けてきましたが、NXは、常用するなら避けては通れないのが、自分の中では残念です。arcはあのサイズと絶妙なデザインが、持ちやすさにも寄与するというクールビューティーさが光っていましたけどね。

 そもそもデザインがいいとはいってもarcやrayには及びませんし、うしろにはXPERIA Pが控えています。

XPERIA Pが良すぎる

 XPERIA NXは卓上ホルダ非対応、非対応で非防水なのにガラケーみたいにUSBの蓋がある、フローティングプリズムはデザイン倒れ、プラスティッキーで持ちづらくて使いにくい…こんな疑問を常々感じているわけです。

 しかし、XPERIA Pはどうでしょう。

 HDMI出力の付いたDockに対応だし、USBにまどろっこしい蓋もありません。更にアルミ削り出しの徹底したモノづくりをしています。

 ただ、ゆえに電波が掴みづらい…といったことがないよう、フローティングプリズムが電波を通してアンテナとしての実用的な役目も果たす上に、更にNXと違ってその部分でバック、ホーム、メニューのタッチ操作も可能なため、デザインと実用性が高度な次元で共存していたXPERIA arcの哲学を、XPERIA Pにこそ感じています。

 やはりNXは単なるベースモデルでしかなかったんだなー、と思います。そしてデザインなんて度外視なら、本当に全部入りのXPERIA acro HDでいいかな、と思うんですよね。

とはいえダサくもなくて、優秀なXPERIA acro HD

 これから世界でも販売予定の北米限定XPERIA IONが金属調でめちゃくちゃかっこよかったのですが、acroHDってNXよりもION似だと思うんですよね。

 日本で発売されているNXとacroHDって、側面の縁が、前面からも見えるので、それぞれのカラーのラインでディスプレイが囲まれているように見えるんですよね。そのせいか、どうも富士通などの国産機の面影を感じてしまうところがあります。レグザフォン的な?

 一方、XPERIA Pはベゼルと一体化したクリアブラックパネルが、側面部分も隠しているので、正面から見るとディスプレイと周辺は黒で統一されていて美しいです。

 そんなNX, acroHDの不満も、ブラックを選べばあまり気になりません。正面から見れば真っ黒です。というわけでacroHDで選んだ色はブラックです。背面もマットで持ちやすくて素晴らしいです。

 というわけで、言われているほどデザインも個人的にはそこまで不満はなく、NXよりも大容量なバッテリー、お財布・ワンセグ・赤外線・防水の四種の神器も揃っているXPERIA acro HDをしばらく使ってみようと思います。


レイ・アウト Xperia acro HD docomo SO-03D/au IS12S用マットコーティングシェル/マットブラックRT-SO03DC4/B

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